東海大学 研究者ガイド 2020
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生活空間の光環境を測定・評価し、私たちが安心して生活できる住空間の実現を目指して研究を進めている。太陽紫外線に関する研究は日本の大学として最も歴史があり、1990年から継続している。太陽紫外線の特徴や長期的な変動傾向、防御方法等について研究・発表し、研究成果はマスメディア等で活用されている。近年はブルーライト問題など照明用光源の安全性評価などの研究にも取り組んでおり、光エネルギー計測を通して安心・安全な光環境の実現を目指している。専門分野複合領域キーワード■太陽紫外線 ■光環境■光生物学的安全性研究と関連するSDG研究内容安心・安全な光環境の実現を目指すShu Takeshita准教授竹 下 秀物理 環境技術 地球環境 気象 住宅メディア対応キーワード生物影響については、近年がん治療でX線に比べ多くの利点が知られている重粒子線によるDNA損傷の特徴を明らかにし、がん治療の生物学的基礎を与えたいと考えている。また、福島原発事故以来特に関心を集めている低線量放射線影響にもマイクロビームX線を用いてアプローチしている。医学・生物学応用では、放射光X線を用いたX線顕微鏡により生体試料内の特定分子を高分解能で画像化する方法の開発を行っている。専門分野複合領域キーワード□放射線 □X線イメージング■医学応用 □生物影響研究と関連するSDG研究内容放射線の生物影響と医学、生物学応用Atsushi Ito教 授伊 藤 敦─メディア対応キーワード@東海大学工学部工学部光・画像工学科原子力工学科120

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