東海大学 研究者ガイド 2020
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原子力発電所から取り出された核燃料は、いわゆる「使用済み」と呼ばれるが、その大部分がリサイクル可能な核燃料で占められている。原子力エネルギーを持続可能なエネルギー資源の一つとして有効活用するためには、使用済み核燃料からリサイクル可能なウランなどの元素を回収し、廃棄物となる元素を分離して安定化する必要がある。分離すべき数十種類の元素それぞれの特性に応じた化学的分離の研究を行っている。専門分野工学キーワード■燃料再処理■放射性廃棄物処理■分離化学研究と関連するSDG研究内容使用済み核燃料をリサイクルするための分離化学Noriko Asanuma准教授浅 沼 徳 子─メディア対応キーワード当研究室では、エキスパートシステムによる昇降機(エレベータやエスカレータ)モータの絶縁診断技術を開発し、電機製造業者と協同して実用化を行ってきた。これは、産業用電気機器の点検時に得られる特定のデータから、機器寿命を予測する技術である。研究を進めてきた成果のひとつである。現在は、スマートホームに関わる電気工学について研究を行っている。専門分野工学キーワード■電気工学■エキスパートシステム■電気機器 ■絶縁診断■スマートホーム研究と関連するSDG研究内容スマートホームに関わる電気工学Ryuichiro Ohyama教 授大 山 龍 一 郎─メディア対応キーワード工学部工学部原子力工学科電気電子工学科121

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