東海大学 研究者ガイド 2020
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地球温暖化を緩和する方法の一つとして、大気中CO2のメタン化が挙げられる。この反応は、従来は高温高圧条件下で行われるが、本研究室では、CO2+H2混合ガス雰囲気下で、水素吸蔵合金をボールミリング処理することにより、外部から加熱をしなくともCO2をメタン化できることを見出した。現在、どのような合金組織がメタン化に有効となり得るかについてアトムプローブ等を活用して研究を行っている。専門分野化学キーワード□水素エネルギー■水素吸蔵合金 ■メタン化■アトムプローブ研究と関連するSDG研究内容水素吸蔵合金を用いた二酸化炭素のメタン化に関する研究Ryota Gemma講 師源 馬 龍 太─メディア対応キーワード建築昼光照明は、ヒトの心理・生理に良い影響を与えた上で、省エネルギーに貢献する可能性を持つ。本研究は太陽からのエネルギーが建築を通して室内光環境を形成し、ヒトに影響を与えるまでの流れを解くことによって、昼光照明技術の支援するものである。研究全体は、室内視環境とヒトの反応、屋外環境と室内光環境の関係を明らかにし、両者を合わせてヒトの反応予測に基づく設計・制御の提案へと展開する構成である。専門分野工学キーワード□建築環境工学 □視環境■昼光照明 □心理生理影響研究と関連するSDG研究内容昼光を利用した視環境の快適性評価Toshie Iwata教 授岩 田 利 枝建築メディア対応キーワード工学部工学部材料科学科建築学科125

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