東海大学 研究者ガイド 2020
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摩擦に関わる学問を「トライボロジー」という。当研究室では、流体を利用した「トライボロジー」をベースに、自動車やエネルギー機器、情報機器、ロボットなどに多用される機械要素、とりわけ機械の摩擦を減らすために使われる軸受(ベアリング)に関する研究を主として行っている。その他に、環境問題に関わる研究など、企業との共同研究も多い。近年は、微細構造やマイクロバブル、微細液滴とトライボロジーの関わりに注目している。専門分野工学キーワード■機械工学 ■トライボロジー■軸受 ■最適設計 ■自動車研究と関連するSDG研究内容流体を利用した表面テクノロジーで摩擦をコントロールMasayuki Ochiai教 授落 合 成 行自動車 省エネ・エコ エネルギー問題メディア対応キーワード当研究室では、マイクロ・ナノデバイス技術を医療・バイオ分野と融合させることで新しい研究分野や産業を創出することを目指している。これまでに、微細加工技術を活用してマイクロシステムを開発し、小さな空間で細胞や生体分子を取り扱うことによって生体機能の再構築や生命現象の解明を実現している。機械と生物という一見相容れないもの同士を巧みに組み合わせたシステムの創成によって、医療応用への利便性を向上させることが可能である。専門分野総合理工キーワード■バイオエンジニアリング□生体工学 □マイクロ・ナノ工学■マイクロ流体システム■生体模倣システム研究と関連するSDG研究内容医療・創薬のための生体模倣システムの開発Hiroshi Kimura准教授木 村 啓 志バイオテクノロジーメディア対応キーワード工学部工学部機械工学科機械工学科131

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