東海大学 研究者ガイド 2020
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高性能な航空機や車を開発するためには、空力性能を向上させることが重要となる。また、様々な運動を行うことも考慮する必要がある。そこで、高度なシミュレーション技術により詳細な流れ現象を解明し運動時の空気力学的特性を把握することで、高性能な航空機や車を設計するための研究を行っている。また、本研究室のシミュレーション技術は、数多くの企業との共同研究を通して、様々な製品の高性能化、低騒音化に貢献しているだけでなく、東海大学におけるソーラーカー開発にも長年応用され、数多くの世界大会での優勝に貢献している。専門分野工学キーワード■空気力学 ■数値流体力学■航空工学 ■空力音響■渦流れ/非定常流れ現象研究と関連するSDG研究内容流体シミュレーションによる非定常流れ現象の解明と工学的応用Kota Fukuda准教授福 田 紘 大物理 自動車 環境技術 シミュレーションメディア対応キーワード救急医療において、脳蘇生は心肺蘇生に次いで重要な治療である。ガイドラインでは、脳圧、脳血流量、脳温、及び脳代謝の精確な管理が不可欠とされているが、現在までそれが十分行われているとは言い難い。そこで、これらの管理を自動で行う制御システムを開発し、臨床応用する研究を進めている。これにより、精確な管理の実現、医療従事者の負担軽減、治療コストの削減に加えて、再生医療を含む先端医療時の支持効果も期待できる。専門分野複合領域キーワード■自動制御 ■生理状態■システム開発 ■脳蘇生■生体モデリング研究と関連するSDG研究内容脳蘇生の高度化のための生理状態自動制御システムの開発Tomohiko Utsuki准教授檮 木 智 彦シミュレーション 救急医療メディア対応キーワード研究室HP工学部工学部航空宇宙学科 航空宇宙学専攻医用生体工学科136

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