東海大学 研究者ガイド 2020
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四方を海に囲まれた我国では、洋上風力は他の再生可能エネルギーと比べ大きな発電ポテンシャルを有している。洋上風力等の浮体係留では、大水深での施工性や設置精度、経済性等の観点よりサクションアンカーが有力な選択肢となり得るが、海底表層に砂質土が広く分布している日本沿岸域での適用事例は少ない。そこで合理的な設計手法の確立を目指して、模型実験などを通じてサクションアンカーの沈設や把駐挙動特性を調査している。専門分野工学キーワード■地盤 ■洋上浮体係留■アンカー ■把駐力研究と関連するSDG研究内容洋上浮体係留のためのサクションアンカーの沈設及び把駐特性Katsutoshi Kita教 授北 勝 利─メディア対応キーワード一般廃棄物を溶融処理する過程で産出される溶融スラグは、建設資材として活用されている。静岡市のゴミ焼却場から産出するスラグは、肥料として販売され循環型の社会形成に大きく役立っている。現在、このスラグを人工干潟の基盤材として活用するための基礎研究を行っている。専門分野環境学キーワード■自然再生■沿岸域環境■海岸地形■海岸環境■干潟研究と関連するSDG研究内容リサイクル材を利用した人工干潟の造成Masato Niki教 授仁 木 将 人環境技術 海洋開発 海洋調査 地球環境メディア対応キーワード画像提供:宇都宮智昭氏海洋学部海洋学部環境社会学科環境社会学科156

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