東海大学 研究者ガイド 2020
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主なテーマはマグロやサメなど大型海洋生物の遺伝的多様性や種内の集団構造を調べることである。認識された遺伝的な違いを目印に、種や種内の繁殖集団単位を簡便に識別する遺伝マーカーを開発し、資源管理や食品流通現場における種や産地の偽装を防止するための応用研究へつなげる。専門分野生物学キーワード■分子生態学 ■遺伝的多様性■DNAによる食品流通検査■マグロ ■サメ研究と関連するSDG研究内容海洋生物の集団構造と遺伝的多様性の評価およびその保全Kenji Nohara准教授野 原 健 司─メディア対応キーワードこれまで、主に国際海上コンテナ輸送における資源の最適配分問題を数理計画問題として研究を進めてきた。現在は、近年の国際的貿易不均衡によって深刻化している空コンテナの回送問題に関する研究を行っている。海上コンテナは、実入り/空という状態の変化があるものの、外見上は同一の荷姿である。つまり、コンテナは空の状態であっても実入りと同様の扱いが求められるので、より効率的/効果的な運用方法の検討が必要である。専門分野複合領域キーワード■ロジスティクス ■物流■海上輸送 ■コンテナ□オペレーションズ・リサーチ研究と関連するSDG研究内容物資輸送における資源の最適配分問題Koichi Shintani教 授新 谷 浩 一─メディア対応キーワード海洋学部海洋学部海洋生物学科航海工学科 航海学専攻164

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