東海大学 研究者ガイド 2020
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最近の新型インフルエンザを含む人畜共通感染症の流行、輸入感染症には、温暖化や人口の密集、移動等の社会医学的環境要因が大きく寄与している。これまで、結核の室内空気感染への予防対策、小児H5N1感染重症肺炎の予後因子、蚊媒介性感染症の感染リスクの推定、環境によるリスクの変化について検討して来た。専門分野医歯薬学キーワード□医療の質 □感染症数理モデル□薬剤耐性菌 □疫学□生物統計研究と関連するSDG研究内容新興、再興感染症及び薬剤耐性菌の社会学的環境要因に関する研究Hiroyuki Furuya准教授古 屋 博 行─メディア対応キーワード我々の体を構成する細胞は、死と再生を繰り返すことによって最適な機能を発揮できるように制御されている。幹細胞は、細胞の供給源としてヒトの生涯にわたって損傷した組織の再生に重要な役割を担う。一方、がん細胞にも幹細胞が存在し、がん細胞を供給し続けることから、がんの根治を困難にする根本的原因となっている。我々は幹細胞制御機構を標的とした再生医療の最適化とがんの克服を目指した研究を進めている。専門分野医歯薬学キーワード■造血幹細胞 ■白血病幹細胞■再生医療 ■がん治療■モデル動物研究と関連するSDG研究内容幹細胞制御機構を標的とした再生・がん治療法の開発Takashi Yahata准教授八 幡 崇がん治療メディア対応キーワード医学部医学部医学科 基盤診療学系医学科 基盤診療学系181

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