東海大学 研究者ガイド 2020
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胆汁分泌は肝臓の最も大きな役割の一つであり、胆汁は小腸における脂肪、ビタミンの吸収に必須なだけでなく、脂質代謝、糖代謝にも密接に関係している。胆汁分泌が障害される肝内胆汁うっ滞症は難治性疾患であり、死に至るケースも散見されるが、発症の分子機構は不明である。我々は胆汁分泌の律速段階である胆汁酸トランスポーターを中心に研究を進め、胆汁分泌の調節機構を明らかにするとともに、胆汁うっ滞症発症の分子機構を特定することを目標としている。専門分野医歯薬学キーワード□肝臓病学□消化器病学■慢性肝疾患■胆汁分泌■肝細胞癌研究と関連するSDG研究内容胆汁分泌障害機構の解明を目指してTatehiro Kagawa教 授加 川 建 弘がん治療 薬 生活習慣病 感染症メディア対応キーワード腎機能が低下した患者さんのQOLを改善させるために、骨粗鬆症、血管石灰化、二次性副甲状腺機能亢進症の基礎的研究から臨床研究まで行っている。尿細管細胞を用いた携帯型人工腎臓の開発を続けている。専門分野医歯薬学キーワード■慢性腎臓病□副甲状腺機能亢進症■カルシウム ■リン ■透析研究と関連するSDG研究内容腎不全の患者に普通の生活を与えるTakatoshi Kakuta教 授角 田 隆 俊薬 生活習慣病メディア対応キーワード医学部医学部医学科 内科学系医学科 内科学系185

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