東海大学 研究者ガイド 2020
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早期肺癌などの小さな肺病変を、気管支鏡を用いて極低温で凍らせる凍結療法という低侵襲治療を開発している。また、血液型に関係なく使用でき、ウィルス感染のおそれがなく、室温で長期備蓄が可能な人工赤血球を、肺切除手術などの外科手術時に使用するための研究を行っている。進行した間質性肺炎などに対して行われる肺移植において、移植された肺の状態を解析するためのマイクロサンプリング法の研究も行っている。専門分野医歯薬学キーワード■肺癌 ■凍結療法■低侵襲治療 ■臓器移植■人工赤血球研究と関連するSDG研究内容肺の病気を優しく安全に治療するためにMitsutomo Kohno准教授河 野 光 智デンマーク がん治療 薬 救急医療メディア対応キーワード薬物の身体への影響は、主に血中薬物濃度によって評価される。生体試料中の薬物を行うには、薬物の抽出後に機器分析を行うが、全行程の約8割が抽出行程に費やされる。これまで、新規抽出カラムを用いて迅速な薬物抽出と分析方法の開発を行ってきた。また、分析によって得られたデータから薬物の危険性に関する解析も行ってきた。専門分野医歯薬学キーワード□薬毒物中毒■乱用薬物□機器分析研究と関連するSDG研究内容生体試料中の薬物分析に基づく使用履歴及び状況の解析Takeshi Saito准教授斉 藤 剛─メディア対応キーワード医学部医学部医学科 外科学系医学科 総合診療学系191

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