東海大学 研究者ガイド 2020
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動物の精子や卵子の形成、受精、発生などのメカニズムを解明している。さらに、それらの知見を基にして、人工授精、体外受精、ゲノム編集などの応用技術の開発を行い、動物遺伝資源の保存や有効活用に貢献することを目指している。研究材料の一つとして実験用ミニブタ(マイクロミニピッグ)を用いており、マイクロミニピッグを用いて精液の保存試験、体外受精を行うとともに、その繁殖特性に関する研究も行っている。専門分野農学キーワード□繁殖 ■生殖 ■人工授精■ゲノム編集 ■ブタ研究と関連するSDG研究内容ゲノム編集技術を用いたブタ精巣における精子産生能の解析Tatsuo Kawarasaki教 授河 原 崎 達 雄─メディア対応キーワードほ乳類は次世代を育むため子育てを行う。子育ては子にとって極めて重要な環境要因であり、特定の養育者との関係構築が身体的・精神的発達を左右する。当研究室では、モデル動物を用い、幼少期ストレス(幼少期における養育者との関係性の撹乱)が、動物の行動や神経系へ及ぼす影響を研究している。モデル動物を活用した研究により得られた基礎的知見を、ヒトや産業動物における育児放棄問題などの社会還元につなげることを目指す。専門分野総合生物キーワード□幼少期ストレス □子育て□モデル動物 □行動□愛着形成研究と関連するSDG研究内容マウスをモデルとした幼少期の愛着形成に関する橋渡し研究Saki Imai助 教今 井 早 希─メディア対応キーワード農学部農学部応用動物科学科応用動物科学科209

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