東海大学 研究者ガイド 2020
228/248

いわゆる「鎖国」下で貿易・情報・思想が統制されていた江戸時代を生きた知識人たちの、海外学術情報の具体的な入手方法や受容過程の解明を行っている。特に救荒作物や世界地理(北方情報・世界図)を事例とした研究をしている。この研究の目的は、解明された過去との対話を通して、情報のグローバル化が進んだ現代社会を生きる我々が、世界的な貧困・飢餓問題や、国際関係の在り方・文化交流に関する現実と近未来を見つめ直すことにある。専門分野人文学キーワード□日本近世史 ■洋学史■日蘭・日魯文化交流史■地図の文化史 ■食文化史研究と関連するSDG研究内容Atsuko Yoshida教 授吉 田 厚 子農林 食生活 歴史・日本史メディア対応キーワードテレビやゲーム、SNS等の身近なメディアの利用がもたらす様々な効果について研究している。例えば「学習時のメディア利用」について、学習に寄与する有効活用と集中や理解の妨げとなりうる利用の双方に着目し、その効果を検討している。また、近年激増している「災害時のSNS利用」について、SNSへの投稿や拡散の背景にある心理的要因を検討している。さらに、それらの情報の有効活用に向けて、適切なSNS利用について考えるワークショップ等を行っている。専門分野社会科学キーワード■メディア心理学 ■インターネット■SNS ■教育 ■災害研究と関連するSDG研究内容Sachi Tajima准教授田 島 祥─メディア対応キーワード江戸時代における知識人の海外学術情報の受容に関する研究メディア利用の効果に関する社会心理学的研究センター・研究所等センター・研究所等現代教養センター現代教養センター226

元のページ  ../index.html#228

このブックを見る