東海大学 研究者ガイド 2020
244/248

遺伝子DNAの情報は生物種により異なるが、化学物資としては同一である。ヒトの病気はがんを含めてその多くが遺伝子の変化や変化した遺伝子の発現量の違いによって生じていることが分かりつつある。我々は発生工学の技術によりヒトの遺伝子をもつマウスや遺伝子に変化を生じたマウスを作製してきている。これらを用いヒトの病気の発症機構を解明し、同時に診断法や治療法を開発する研究を行なっている。専門分野医歯薬学キーワード■遺伝子操作マウス■疾患モデルマウス ■発がん■ヒトゲノム解析■環境化学物質代謝研究と関連するSDG研究内容Minoru Kimura教 授木 村 穣テロ 環境技術 バイオテクノロジー 生命倫理 がん治療メディア対応キーワード東海地震は地震発生前にすでに“名前のついている”地震である。また富士山も極めて若い火山であり、将来確実に噴火する。日本が風光明媚なのは、このような自然災害の発生が大きな役割を果たしている。一例を挙げれば数多くの温泉は火山活動の恵である。地震や火山噴火そのものの発生を防ぐ事は不可能であるが、それに伴う被害は減らす事ができる。このような観点から地震予知・火山噴火予知・津波早期警戒システムの研究を実施している。専門分野数物系科学キーワード■地震予知 ■津波予測■防災研究 □火山観測研究と関連するSDG研究内容Toshiyasu Nagao教 授長 尾 年 恭地震 火山 災害時のメディア活用 自然災害メディア対応キーワードヒト疾患の発症機構の解明と遺伝子操作マウスの開発日本を襲う巨大地震や火山噴火の予知を通じた減災研究センター・研究所等センター・研究所等海洋研究所総合医学研究所242

元のページ  ../index.html#244

このブックを見る