東海大学 研究者ガイド 2020
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戦乱の世から泰平の世へと移り変わった17世紀の武家社会に注目して研究している。また、近世社会を豊かに描くために、牢人や女性、あらゆる身分の人々と共にあった馬にも関心を寄せている。近年は、地域の歴史を読み解くことができる石碑に魅力を感じている。こうした研究は自治体や研究機関、市民と連携して展開しており、その成果は、市民講座などをとおして地域に還元している。東日本大震災後は、被災史料の修復と活用にも取り組んでいる。専門分野人文学キーワード■日本近世史 ■盛岡藩■馬 ■石碑■被災史料の修復と活用研究と関連するSDG研究内容日本の近世社会を豊かに描く新たな視点を探求するKenji Kanehira准教授兼 平 賢 治─メディア対応キーワード留学中にベルリンで「壁崩壊」に遭遇、ドイツ人の複雑な民族的アイデンティティを、中世における歴史的起源にまで遡って研究し始めた。研究成果は、『ドイツ史の始まり-中世ローマ帝国とドイツ人のエトノス生成』(2013年)にまとめ、2018年度第108回日本学士院賞を受賞した。現在は、「紀元千年のヨーロッパ」について、キリスト教終末論の高揚と死生観の変容、今日のEUの歴史的起源という観点から分析している。専門分野人文学キーワード■ドイツ ■中世史■民族的アイデンティティ■キリスト教終末論 ■死生観研究と関連するSDG研究内容EUの歴史的基礎としての中世ヨーロッパ世界Akihiro Misagawa教 授三 佐 川 亮 宏EU圏 教育・学校 西洋史 哲学・思想メディア対応キーワード文学部歴史学科日本史専攻歴史学科西洋史専攻文学部61

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