東海大学 研究者ガイド 2020
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社会保障法政策の視点から、欧州福祉国家の国際比較研究を通して、日本の社会保障制度・政策の課題と持続可能性について考察している。近年、福祉国家の多様性が注目を集めているが、西欧・北欧の先進福祉国家とよばれてきた国々のなかで、とくに、小国ながら独特の発想にもとづいて構築されてきたオランダの福祉国家に焦点を当てた研究を行っている。専門分野社会科学キーワード□社会保障法政策□福祉国家□国際比較□オランダ□EU社会政策研究と関連するSDG研究内容社会保障法政策の国際比較研究Mariko Hirose教 授廣 瀬 真 理 子EU圏 海外の法律 社会保障 社会福祉 介護メディア対応キーワードヨーロッパでは、難民の到来や欧州連合(EU)域内における人の自由移動などを背景に、 共生をめざすための移民の社会統合は、重要な課題の一つとなっている。歴史的な移民受入れ国では、公教育が社会統合に果たす役割に着目し、移民に対する特別な教育政策を実施してきた。EUレベルでも移民の統合政策が推し進められている。歴史的な移民受入れ国である英仏の事例が、他の加盟国にとってモデルとなり得るかについて、公教育政策に着目しつつ分析している。専門分野社会科学キーワード□移民 □ヨーロッパ□教育 □社会統合研究と関連するSDG研究内容ヨーロッパにおける多様性と統一に関する挑戦に学ぶSeiko Oyama准教授小 山 晶 子─メディア対応キーワード教養学部教養学部人間環境学科 社会環境課程国際学科74

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