東海大学 研究者ガイド 2020
78/248
体育の本質を教育に見定めたうえで、体育概念を教育学的に基礎づけることを継続的に試みている。体育は単なる身体運動ではなく、その本質はひとりひとりの不断の生成の歩みに対する身体運動を通じた寄与であるだろう。ただし、この身体運動には生理的効果だけではない汲み尽し得ない可能性が認められる。この身体運動の(人間学的)可能性を吟味していくことで、体育の教育としての可能性を拡充していきたい。専門分野複合領域キーワード□体育哲学 □体育思想□体育本質論 □体育可能論□体育学的人間形成論研究と関連するSDG研究内容体育についての教育学的基礎づけと体育学的人間形成論の構成Goro Abe教 授阿 部 悟 郎─メディア対応キーワード現在、障害のある児童・生徒は、日常的に体育・スポーツを楽しむことができていない。過去1年間にスポーツ・レクリエーションを行っていないと答えた障害児者は、41.9%になる(2016 笹川スポーツ財団)。これは、2013年の38.6%を上回り増加している。私の研究は、2020年以降、体育・スポーツが障害のある人たちに必要な文化となり、日常的に、体育・スポーツを楽しむために必要な要因について調査し、実践として示すことを目的としている。専門分野総合人文社会キーワード■アダプテッド・スポーツ□障害者 □特別支援学校□インクルーシブ体育□ダイバシティ研究と関連するSDG研究内容障害のある児童・生徒が必要とする体育・スポーツのあり方についてKyosuke Uchida教 授内 田 匡 輔教育・学校 社会福祉メディア対応キーワード体育学部体育学部体育学科体育学科76
元のページ
../index.html#78