東海大学 研究者ガイド 2020
85/248

「ヒトは血管とともに老いる」と言われるように、加齢に伴って動脈はしなやかさが低下しする。動脈の硬さ(スティフネス)の指標である大動脈脈波速度(PWV)は加齢と共に増大するが、習慣的な運動にはその増大を軽減する効果がある。しかも、強制された運動よりも楽しく行った運動の方がその効果は大きい可能性が示されている。日常生活をより楽しく健幸(ウエルネス)にするための運動について検討を継続したい。専門分野複合領域キーワード■ウエルネス■健康科学■健康教育研究と関連するSDG研究内容動脈伸展性とウエルネスの関連性に関する研究Toshiya Nosaka教 授野 坂 俊 弥─メディア対応キーワード健康づくり、介護予防に、身体活動(身体を動かすこと)が重要なことは知られている。しかしながら、日本をはじめ先進国の多くは、身体活動が不足している状況である。そこで、研究室では、身体活動を増やすための支援方法の開発、身体活動を促進する生活環境の探索などを主な研究内容として、運動疫学的アプローチで取り組んでいる。研究を通じて、多くの人が身体活動を実践する社会となるように貢献したい。専門分野複合領域キーワード■健康づくり■身体活動■ウォーキング研究と関連するSDG研究内容健康づくり、介護予防のために、身体活動を増やすAkio Kubota教 授久 保 田 晃 生生活習慣病 スポーツ医科学メディア対応キーワード体育学部体育学部生涯スポーツ学科生涯スポーツ学科83

元のページ  ../index.html#85

このブックを見る