理学部

関連動画

代替テキスト
代替テキスト
代替テキスト
代替テキスト
紹介動画

数や空間の構造の普遍的な美しさを追求しさまざまな分野に応用

【学びの特徴1.2.3!】

1.基礎から現代数学を
有機的に学ぶ

 数学を代数学や幾何学などの分野に分けることがありますが、実はそれらは奥深いところでつながっています。本学科では数学を順序立てつつ、しかも分野を横断して学べるようにカリキュラムを構成しています。

2.少人数クラスを設け、きめ細かい指導を行う

 卒業研究などは少人数クラスで行い、学生の能力を引き出します。学生個々に課題を与え、自主的に解決できるように学生・教員の垣根を越えて活発な討論を行います。

3.論理的思考と数理的発想が
できる人材を育てます

 数学が現代科学を支えているように、論理的な思考力や問題を数理的に解決する能力を身に付けた人を社会は求めています。本学科ではそのような力を備えた人材を社会に送り出しています。

4年間の学び(カリキュラム)

※カリキュラム詳細はこちら(デジタルパンフレット)をご確認ください。

微分積分学1A・1B

「極限値の概念や微積分の基本定理」
 まず、基本的な関数の諸性質や関数の極限値の概念と計算法を学びます。その際、極限の概念について、正確な定義が与えられます。これは微分積分の意味や定義を理解するうえでも基本になります。積分法で中心となるのは、微分法との逆関係を示す「微積分の基本定理」です。これに基づいて定積分や不定積分の諸公式を導き、種々の計算技法を学びます。講義全体を通して単なる計算技術に終わらないように、その基にある原理原則についての理解が強調されます。

線形代数学1A・1B

「連立一次方程式を理論的に考える」
 実数や複素数を縦横に並べたものを「行列」といいます。行列を用いると、未知数がたくさんある連立一次方程式を見通しよく解くことができるようになります。一般に、連立一次方程式は、もちろん解がひと組に定まる場合もありますが、解が存在しなかったり、無数に存在したりすることもあります。このような現象を、行列の「階数」という概念を導入し、明確に理解します。

計算機数学序論1・2

「プログラミング言語入門」」
 プログラムを書いて実行しながら、プログラミングを習得していく講義です。前半では、変数、繰り返しや条件分岐、関数、配列などを学びます。後半では、リストやスタックなどのデータ構造や、ソートや探索などの代表的なアルゴリズムを学習します。これらを学べば、基本的なプログラムの読み書きができるようになります。また、曲線や曲面の描画、微分積分学や線形代数学の計算も行い、数学全般の理解を深めることもできます。

ベクトル解析

「ベクトルの微分積分」
 私たちの身の回りに流れている水や風などは絶えず変化しています。このような流れはベクトルの関数としてみなすことができます。「ベクトル解析」の授業では微分積分学で学習した内容を利用してベクトルで表される関数の性質を調べます。この内容は電磁気学や流体力学といった応用面でも非常に強力な威力を発揮するものです。

環論・体論

「代数的な考え方や手法を学ぶ」
 図形の変換、整数の性質、複素数の四則演算は、代数学において「群」「環」「体」という基本概念に一般化されます。これらの講義では環論および体論に関わる基本的な概念や重要な例を取り上げ、代数的な考え方や手法を学びます。例えば高次方程式の解の様子を調べることを可能にするガロア理論などが一つの終着点です。ここまでたどり着けば、いままで学んできたことが有機的につながっている様子を眺めることができ、数学の奥深さの一端に触れることとなります。

位相幾何学1・2

「伸ばして、縮めて、曲げる幾何学」
 紀元前にはできあがっていたユークリッド幾何学、つまり中学・高校での幾何学では合同と相似を学び関数のグラフの形の違いなども学んだが、ちょっと退屈であったろう。大学では幾何は退屈とは無縁な冒険となる。例えば同相という関係を学ぶ位相幾何ではコーヒーカップとドーナツを同一視(つまり同相)する! 勇気と直感と論理と計算が君をまだ見ぬステージに運んでくれるだろう・・・

フーリエ解析

「世界はsin、cosでできている」
 ロボットに言葉を話させるにはどうしよう。あ、い、う、え、お、・・・の声を録音してそれを組み合わせると話すことができます。でもこれでは録音した人の声しか出すことができません。自由に話せるようにすると、音声の仕組みを理解する必要があります。音は空気の振動で、振動は波です。波を表す関数はsin、 cosです。フーリエ解析はどんな複雑な関数でもsin、cosを上手く組み合わせると表すことができるという素晴らしい理論です。デジタル時代のCD、 DVDで音声、動画が録音、録画できるのはまさにフーリエ解析のお陰です。

数理統計1・2

「数学的視点から統計学を理解する」
 統計学は推定や検定、回帰分析などさまざまな分野で用いられます。これらの統計手法については、確率分布や標本分布に関する数学的な理解や統計モデルの考え方を身に付けることが重要です。数理統計における理論展開では、解析学、線形代数などをフルに使いますので、数学力の向上にも役立ちます。

教育研究上の目的及び養成する人材像と3つのポリシー

【教育研究上の目的及び養成する人材像】
 理学部数学科の教育研究上の目的は、大学・学部の教育目的に沿って、現代数学の基礎を教授し、「数学に関する基礎的知識、専門性に対応できる基礎力」「数学の最新の研究動向に精通した総合的な判断力」「様々な分野において数学特有の論理的思考法で諸問題に対処できる能力」をもった人材を養成することです。

【ディプロマ・ポリシー】
 理学部数学科では、以下の能力を備えたと認められる者に学位「学士(理学)」を授与します。
『知識・理解』
 数学に関する基礎的知識、専門性に対応できる基礎力を有している。
『汎用的技能』
 数学の最新の研究動向に精通し、数学を含めた科学、さらに理学を含めた文化を理解できる総合的な判断力を有している。
『態度・志向性』
 自由な精神のもとに数学に対する研究心を持ち続け、現代社会の様々な分野において数学特有の論理的思考法で諸問題に対処できる能力を有している。

【カリキュラム・ポリシー】
 理学部数学科が定めるディプロマ・ポリシーに基づき、以下に示す教育課程を編成し、実施します。
『教育課程・学修成果』
 第1~第4セメスターでは、専門基礎科目を通して数学の基礎を確立するとともに、学部共通科目と融合させて幅広い理学の教養を身につけます。これにより自然科学における数学の位置を理解し、自然にキャリアデザインができるカリキュラムです。そのために講義・演習を通して数学の基礎知識を蓄積し確かな計算力を鍛え、並行して論理的に捉える訓練を重ね、理解したことや新たに発見したことを表現する力が会得できるように構成されています。第5~第8セメスターでは、それまでに養った幅広い教養や基礎をさらに発展させると共に、現代までに発展した数学の理論体系を学び、その過程において論理的・抽象的思考力や正確に表現する力を育成し、卒業後を意識した学生のキャリアデザインを助けると同時に、卒業研究に向けての準備が整うカリキュラムです。特に第7~第8セメスターの卒業研究は、自分を磨く不断の努力の姿勢を身につけ、幅広い基礎知識に支えられた考える力と問題解決力を生かし、様々な分野で活躍できる人材を育てます。
 第1,第2セメスターは、高校数学から大学数学への移行がスムーズに実施できるように「入門ゼミナール」を設定し現代数学への橋渡しと位置付けています。また「微分積分学」、「線形代数学」は現代数学を学ぶための土台であることを意識し、専門性に対応できる能力の育成を始めます。
 第2〜第4セメスターでは、数学に関する基礎的知識、専門性に対応できる基礎力を養成するため、代数学・幾何学・解析学・統計学分野の「序論」を学びます。序論科目を通して、数学科で学ぶ専門科目がどのようなものかを理解し、その先に学ぶ内容との関連を意識しつつ理解度の定着を図るために、論理的・抽象的な議論および具体例を通した演習を織り交ぜながら展開していきます。
 第5,第6セメスターでは、これまでに学んだ数学を最大限に活用して現代数学を学びます。第3,第4セメスターで学んだ「序論」を基盤として学生の興味や適性に応じて代数幾何、表現論、位相幾何、微分位相幾何、力学系、微分方程式系、可積分系、確率論、関数解析、統計に関連するテーマの中から自主的に科目を選択し、より深い数学の世界を味わえるよう、科目も多岐に渡り開講しています。そして数学の最新の研究動向に精通し、数学を含めた科学、さらに理学を含めた文化を理解できる総合的な判断力を養成しています。
 第7,第8セメスターでは、「数学研究」、「数理科学演習」、さらに洋書で専門を学ぶ科目「SEMINAR」を履修し専門分野をさらに深く学びます。少人数ゼミ形式を採用し、自ら学習し自ら発表し先生や仲間と議論することにより理解を深めていきます。そして自由な精神のもとに数学に対する研究心を持ち続け、現代社会の様々な分野において数学特有の論理的思考法で諸問題に対処できる能力を養成しています。

『学修成果の評価方法』
 本学科のディプロマ・ポリシーに示されている「知識・理解」「汎用的技能」「態度・志向性」に関して、ルーブリックによる観点別評価、修得単位数・GPAによる分析評価、授業についてのアンケート等を用いた学生による自己評価により、学修成果の評価を行っています。その集計結果は、FD活動等をとおして教育の質向上のためのPDCAサイクルにつなげています。

【アドミッション・ポリシー】
『求める学生像』
理学部数学科の教育目標を理解し、この目標を達成するために自ら学ぶ意欲をもった人材。及び、ディプロマ・ポリシーで求められている能力を、身に付けられると期待できる基礎学力を十分有する人材。
『入学者に求める知識・技能・思考力・判断力・表現力・態度』
(1) 知識・技能
 数学については、数学I・数学II・数学III・数学A・数学Bを全て履修していることが必須である。さらにこれらの履修を通して計算方法や証明方法を習得するだけでなくそれらを応用できる能力を身に着けておくことが望ましい。

英語ではについては、高校での英語の科目の履修を通して英語を使った文章読解力、表現力、コミュニケーション能力を 身につけておくことが望ましい。

理科については、「物理基礎・物理」または「化学基礎・化学」または「生物基礎・生物」または「地学基礎・地学」の少なくとも1つを履修しており、自然科学的な知識を幅広く理解していることが望ましい。

国語及び社会については、標準的な知識を幅広く習得していることが望ましい。

(2)思考力・判断力・表現力
 代数学・幾何学・解析学・統計学の広範な知識を使い、総合的に思考し判断する能力を身につけることが期待できる素養があること。

(3)主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度
 数学的な視点から社会や自然の諸問題を考えるだけでなく、様々な価値観や立場・役割を理解し、物事に対して主体的に取り組むことが期待できること。


数学も情報も学べる情報の解析・応用の力を身に付ける

伝統的な数学と新しい数学を学ぶAIを支える数理科学へ

【学びの特徴1.2.3!】

1.数理的センスと情報の
解析・応用の力を身に付ける

 情報数理学科では、数学も情報も学べます。伝統的な数学はもちろん、コンピュータの進歩に伴って発展してきた新しい数学も、そして情報科学も学べます。

2.数学と情報の2教科の教員免許が取得可能

 数学と情報を同時に学べる情報数理学科では、数学の中学校・高等学校教諭一種と情報の高等学校教諭一種の2教科の教員免許を同時に取得できます。

3.充実した少人数による
ゼミナール

 情報数理学科では数学の専門領域から情報の応用的プログラミングまで、幅広い分野からゼミナールを選択できます。好きな分野を選べることから、卒業研究にも熱意を持って取り組めます。

4年間の学び(カリキュラム)

※カリキュラム詳細はこちら(デジタルパンフレット)をご確認ください。

微分積分学1A・1B・2A・2B

基本的な関数の性質や極限値の概念と積分法の基本定理
 基本的な関数の諸性質や関数の極限値の概念と計算法を理論的側面も含めて学ぶと同時に、計算技術の習熟を図ります。高等学校で学んだ定理などをきちんと証明することで、さらに理解を深めます。

プログラミング1・2

コンピュータのことを勉強する第一歩
 情報数理学科では1年次の間に、丁寧に時間をかけてプログラミングを学習します。授業で使うコンピュータ室以外に、学科専用のコンピュータ室が18号館7階にあり、自由に使うことができます。

統計序論

数学を応用視点から眺める
 データサイエンス分野で用いられる手法は、推測統計に基づいているものも多いです。確率や微積分を用いて、平均や分散などがなぜ使われるのか、その妥当性や信頼性を考察します。

離散数学序論

コンピュータとともに発展している新しい数学の分野を学ぶ
 グラフ理論、整数計画法など、高校数学では触れられていない分野を学びます。情報化された現代社会を支える数学の仕組みを学ぶと言ってもよいでしょう。計算よりも数理的センスを磨く科目です。

数理科学演習

数学と情報のつながりを意識する
 数理科学演習は各教員のオムニバス形式の授業です。数学と情報の融合した世界を意識でき、各教員の専門を幅広く、かつ詳細に知ることができます。情報数理学科の学びの中心となる授業です。

整数論と暗号

通信で秘密を守ることができるのは代数を用いた暗号があるから
 世界で使われているインターネットやスマートフォンの通信で秘密を守っているのは、代数学を応用した暗号があるからです。「単純だけど解けない、でも検算は簡単」そんな暗号の世界にご案内します。

幾何学A・B

視覚的直観を扱う数学
 幾何学とは図形を扱う数学です。アイデアは視覚的直観に基づいていますが、論理的な取り扱いが要求されます。ここでは直観を論理的に取り扱う現代数学の手法を学びます。

コンピュータ科学A

最新の情報技術を学ぶ
 科学技術の発展により、コンピュータの処理能力が劇的に向上しました。その能力を用いて、さまざまな分野で高度な知的処理が研究/実用化されています。本科目では、話題のテーマを1つ選択し、その内容について講義および実習を行います。

教育研究上の目的及び養成する人材像と3つのポリシー

【教育研究上の目的及び養成する人材像】
 理学部情報数理学科の教育研究上の目的は、大学・学部の教育目的に沿って、高度情報化社会に対応するため、「数理科学および情報科学の基礎知識と専門性に対応できる基礎力」「数理から情報にかけて蓄えた知識を応用する力」「幅広く現象や情報を収集・解析し、人と協力して問題に対処する能力」をもった人材を養成することです。

【ディプロマ・ポリシー】
 理学部情報数理学科では、以下の能力を備えたと認められる者に学位「学士(理学)」を授与します。
『知識・理解』
数学と情報に関する基礎知識、専門性に対応できる基礎力を有している。
『汎用的技能』
数理と情報についてのセンスを身に着け、蓄えた知識を応用することのできる能力を有している。
『態度・志向性』
現実世界の様々な現象や情報を幅広く収集・解析し、人と協力して問題に対処する能力を有している。

【カリキュラム・ポリシー】
 理学部情報数理学科が定めるディプロマ・ポリシーに基づき、以下に示す教育課程を編成し、実施します。
『教育課程・学修成果』
 第1~第4セメスターでは学部共通科目、専門基礎科目を通じて幅広い理学の教養を身につけることにより、広い学問の中における数学と情報の位置を理解することで、自然にキャリアデザインができるカリキュラムです。同時並行で講義・演習を通して情報数理の基礎を身につけることができます。第5セメスター以降では、それまでに養った幅広い教養や基礎をさらに発展させます。代数学、幾何学、解析学などの純粋数学から、コンピュータの進歩と共に発展してきた離散数学、数理論理学、そして現代社会におけるデータ解析に欠かせない確率論や統計学などの広い意味での数学系の科目を開講し「数理的センス」の育成にあてています。同時に、情報処理、データ構造とアルゴリズム、データベースなどの情報系の科目を開講し「情報科学的センス」の育成にあてています。より専門性を高めた科目を選択的に学ぶことで、学生が興味を持った分野に関する高度な理論と応用力を身に着けます。
 第1、第2セメスターは、現代数学の基礎となる「微分積分学」と「線形代数学」を、情報科目の基礎である「プログラミング」を、数理科学の基礎となる「基礎数理」とともにしっかり学び専門性に対応できる基礎能力を固めます。特に第1、第22セメスターでは、円滑に専門基礎科目を学び始めることができるために「入門ゼミナールA・Bフレッシャーズ・セミナー」が用意され、基礎知識の定着を図っています。
 第3、第4セメスターでは専門への導入として代数学・幾何学・解析学・確率論・統計学・離散数学・情報処理の「序論」を学びます。序論科目を通して、情報数理学科で学ぶ専門科目がどのようなものかを理解でき、その先で学ぶ内容との関連がわかるように展開していきます。一方、第3セメスター以降では、数学・物理学・化学の関連性を理解し、幅広い自然科学の知識を身に付けることを目的とした「e-科学A・B・C」、「数理科学・物理学・化学概説科学論A・B・C」を学部共通科目として開講しています。これら一連の科目を通して、数学と情報に関する基礎知識、専門性に対応できる基礎力を養成します。
 第5、第6セメスターでは、それまでに学んだ内容を活用して、より専門性の高い分野を学びます。第3、第4セメスターで学んだ「序論系科目」を基盤として学生の興味や適性に応じて科目を選択していくことができます。「整数論と暗号代数学」、「幾何学A・B」、「解析学」、「確率・統計数理統計学」、「数理論理学」、「グラフ理論」などの専門科目の他、「人工知能A」、「コンピュータ科学A・B人工知能B」、「コンピュータ概論応用情報処理」などの応用的な内容を含む高度な専門科目を開講しています。そして数理と情報についてのセンスを身に着け、蓄えた知識を応用することのできる能力を培います。
 第6、第7、第8セメスターでは、卒業研究としてゼミナール1、2、3と情報数理演習A、B、さらに英語で専門を学ぶ科目Scientific English A,Bを履修し、専門分野をさらに深く学びます。ゼミナールは、興味を持った分野を専門とする教員のもと少人数ゼミ形式で行われ、自ら学んだことを発表し、先生や仲間と議論を重ねることにより、理解を深めていきます。このようにして現実世界の様々な現象や情報を幅広く収集・解析し、人と協力して問題に対処する能力を養成しています。

『学修成果の評価方法』
 情報数理学科のディプロマ・ポリシーに示されている「知識・理解」「汎用的技能」「態度・志向性」に関して、ルーブリックによる観点別評価、修得単位数・GPAによる分析評価、授業についてのアンケート等を用いた学生による自己評価により、学修成果の評価を行っています。その集計結果は、FD活動等をとおして教育の質向上のためのPDCAサイクルにつなげています。特にゼミナール科目は、ルーブリックで定められた、挑み力・自ら考える力・成し遂げ力・集い力について学修目標レベルを達成できるよう指導した上での評価を行います。

【アドミッション・ポリシー】
『求める学生像』
理学部情報数理学科の教育目標を理解し、この目標を達成するために自ら学ぶ意欲をもった人材。及び、ディプロマ・ポリシーで求められている能力を、身に付けられると期待できる基礎学力を十分有する人材。
『入学者に求める知識・技能・思考力・判断力・表現力・態度』
(1) 知識・技能
 英語では、高校での英語の科目の履修を通して英語の文章理解力、表現力、コミュニケーション能力を身につけておくことが望ましい。
 数学では、高校での数学の科目の履修を通して公式や計算方法を理解した上で、それらを応用できる能力を身に着けておくことが望ましい。
 理科では、高校での理科(物理、化学、生物、地学)の科目の中から数科目を選択し、個々の項目の内容を理解していることが望ましい。
 国語及び社会は、理系の学問を学ぶ上で必要な文化的な知識を幅広く理解していることが望ましい。
(2)思考力・判断力・表現力
文理融合の観点から、理系の知識・技能と文系の知識・技能を総合して応用できること、及び、それらの発信ができることが期待できること。
(3)主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度
 多様な価値観を理解し、友好な人間関係を築くことができること、物事に対して挑戦的に取り組むこと、及び、失敗や挫折を乗り越えて目標を実現しようとすることが期待できること。


素粒子から宇宙まで、多彩な物理学の研究領域を網羅

【学びの特徴1.2.3!】

1.物理学を基礎からしっかり学習

 自然科学の最先端の話題を取り上げながら物理学の学び方を身に付けます。講義科目と演習科目で物理学の基礎を系統的に学び、より専門的な学習へとつなげます。

2.少人数形式による実験授業

 実験授業では、物理学研究の基礎となる技術を磨きながら物理現象・法則への理解を深めます。さらに少人数でのディスカッションを通して、自ら考え発表する力や、コミュニケーション(読む・書く・伝える)の基本能力を養います。

3.コンピュータや最新機器を駆使

 情報処理関連科目のほか、多くの専門科目でもコンピュータを積極的に取り入れ、高度情報処理社会にふさわしい知識と技術を身に付けます。また、実験では最新のデジタル測定機器を導入し、身近に“先端技術”を体感できます。

4年間の学び(カリキュラム)

※カリキュラム詳細はこちら(デジタルパンフレット)をご確認ください。

物理学概論

「物理の考え方」を身に付ける
 星の動きや太陽の動き、気象の変化などの自然現象や身近な機械の動作原理等々、実際の現象を自分で確かめ、それを物理の基本法則に基づいて理解することが物理学の本質です。この講義では自然の現象を実際に確かめ、物理法則によって理解できることを学びます。

物理学実験1・2
(コンピュータ活用を含む)

基礎的な数学・物理学の知識をもとに重要な物理現象を理解する
 力学・光学・電磁気学などに関する基本的なテーマの実験を行います。原理の理解にとどまらず、基礎科目で修得した微分方程式を適用し、現象を解析することが特に重要です。

コンピュータ物理学演習1

物理学の理解に必要となるコンピュータの基礎演習
 物理学においてコンピュータは、数値計算およびシミュレーションだけでなく、理論物理における代数処理、実験の制御・データ収集および解析、グラフによる視覚化、プレゼンテーションツールとして幅広く使われています。この授業では物理学の理解に必要となるコンピュータ操作の基礎を学びます。

量子力学2・3

原子・分子・素粒子などのミクロな世界を記述する「量子力学」の講義
 ミクロの世界では「量子」の考えが必要であること、光子や電子の粒子性と波動性、量子力学の基本原理(シュレーディンガー方程式や不確定性原理)などを学びます。井戸型ポテンシャル中の運動、粒子の反射・透過現象、トンネル効果、調和振動子運動、水素原子モデルなどを扱います。

相対性理論

光速近くで移動する物体の力学理論「相対性理論」を学ぶ
 物体の速度が光速に近いとき「アインシュタインの相対性原理」が適用され、物体の経過時間は観測者の時間で表すと遅れます。同様に観測者がその長さを測定すると実際の長さに比べて短くなります。この現象の正しさは光速で移動する素粒子の寿命を観測して検証されました。

宇宙物理学

宇宙の統一的理解
 数十年来の宇宙物理学の発展は、観測技術の著しい進歩と相まって、目覚ましいものがあり、私たちの宇宙に対する知見は大きく広がってきました。この講義の目的は得られた知見をもとに宇宙の階層性や多様性を統一的に理解すること、すなわち宇宙の構造を明らかにすることです。

素粒子物理学

現代素粒子物理学をビックバン宇宙初期での役割を踏まえて講義
 素粒子とは何か? 素粒子には裏と表があるか? もしあるとしたら同じ素粒子を観測した場合に違う結果になるかもしれません。そこで裏と表の関係が分かれば同じ素粒子とみなすことができます。このような最先端研究を概観し宇宙初期での素粒子を論じます。

卒業研究1・2

4年間学修した物理学の集大成
 これまでに学んだ物理学に関する総まとめを行い、活用する能力を身に付けます。あるテーマについての研究活動、すなわち、理論的解析・コンピューターシミュレーション・実験などを行います。新しい学問分野の指導を受けながら、討論・研究結果のまとめ・発表の進め方などについて学びます。

教育研究上の目的及び養成する人材像と3つのポリシー

【教育研究上の目的及び養成する人材像】
 理学部物理学科の教育研究上の目的は、大学・学部の教育目的に沿って、あらゆる物質、素粒子、宇宙、生命の謎に挑み、現象を支配する法則の解明のため、実験と理論の両面から学問を深め、現代物理の幅広い領域にわたる教育・研究を通して、「物理学への知的探究心」「物事の本質を知る習慣と能力」「自ら考え他者と協力する力」をもった人材を養成することです。

【ディプロマ・ポリシー】
 理学部物理学科では、以下の能力を備えたと認められる者に学位「学士(理学)」を授与します。
『知識・理解』
 物理学への知的探究心を持ち、多種多様な自然現象の源である物理法則を理解する基礎力を有している。
『汎用的技能』
 物事の本質を知る習慣と能力を身に付け、先端科学・技術につながる科学的かつ総合的思考力を有している。
『態度・志向性』
 自ら考える力を持ち、他者と協力しながら地道に問題を解決していく力を有している。

【カリキュラム・ポリシー】
 理学部物理学科が定めるディプロマ・ポリシーに基づき、以下に示す教育課程を編成し、実施します。
『教育課程・学修成果』
 第1~第4セメスターでは学部共通科目、専門基礎科目を通じて幅広い理学の教養を身につけることにより、広い学問の中における物理学の位置を理解することで、自然にキャリアデザインができるカリキュラムです。一方、同時並行で講義・演習・実験を通して物理学の基礎が十分に会得できるカリキュラムです。第5セメスター以降では、それまでに養った幅広い教養や基礎をさらに発展させると同時に近・現代の専門科目を学び、卒業後を意識した学生のキャリアデザインを助けると同時に、卒業研究に向けての準備が整うカリキュラムです。第6~第8セメスターの卒業研究関連科目は、自分を磨く不断の努力の姿勢を身につけ、幅広い基礎知識に支えられた考える力と問題解決力を生かし、様々な分野で活躍できる人材を育てるべくカリキュラムを編成しています。
 第1~第4セメスターに開講する「力学1・2」、「電磁気学1・2」、「熱力学」で、高校で学んだ物理を復習しながら、その後大学で学ぶ物理に関する内容を概観し、数学的表現について学びます。第3セメスター以降は各論の講義科目として「解析力学」、「電磁場」、「統計力学1・2」を中心として各分野について詳しく学びます。この間、第1~第5セメスターでは「微積分1・2」、「線形代数1・2」といった数学科目および「物理数学1~4」が付随しており、講義科目の一助となるよう開講しています。また、第1、第2セメスターで開講するリメディアル科目「物理学入門A・B」、「物理学基礎A・B」で基礎を確認します。さらに「物理学概論」を通して先端分野を紹介しながら物理学の全体を見ることができるようにし、物理学における基本事項の数学的表現方法や物の見方、現象のとらえ方について学びます。一方、第3セメスター以降では、数学・物理学・化学の関連性を理解し、幅広い自然科学の知識を身に付けることを目的とした「科学論A・B・C」を学部共通科目として開講しています。これらの一連の科目を通して物理学への知的探究心を持ち、多種多様な自然現象の源である物理法則を理解する基礎力を養成しています。
 第3セメスターからは「量子論」をスタートとして「量子力学1」をはじめとする近代の物理学に関する科目を開講しています。特に第5セメスターからは「光・レーザー物理学」、「プラズマ物理学」、「素粒子物理学」、「宇宙物理学」、「生物物理学」、「原子・分子物理学」、「相対性理論」等の専門科目が開講され、現在の先端分野を視野に入れた科目を開講し、物事の本質を知る習慣と能力を身に付け、先端科学・技術につながる科学的かつ総合的思考力を養成しています。
 一方、第2~第5セメスターで、現象を理解し複雑な計算をこなせるようにコンピュータ科目として、「情報処理演習」、「コンピュータ物理学1・2」が、さらに現象を実際に把握し理解することを目的として「物理学基礎実験」、「物理学実験1・2・3」といった実験科目を開講しています。講義科目とは異なり、これらの科目はあくまでも自分で取り組むことによって進んでいくものであり、今何のため、何をしているのかをよく考えて行うことが必要です。また、取り組んでいる間に自分で問題点を見出し、これを資料や書籍で調べ解決していくなど、実習の一連の過程を経験することによって問題発見・解決型の学習に取り組むことが可能となります。
 第6セメスターには「卒業研究準備講座」を開講しています。これは、続く第7セメスターから始まる卒業研究の履修を効果的に行うため、「大学における研究活動とは何か、自ら学ぶとはどういう事か」という心構えについて学びます。そのため、学生は少人数のグループに分かれ、物理学科の教員のもとで週1回、模擬的な研究活動を行います。また、将来社会人になるために必要なキャリアについても学ぶ機会も設けます。
 第7・第8セメスターでは「卒業研究1・2」において、各専門分野への興味を膨らませるとともに新しい技術への対応の仕方、研究結果のまとめ・討論・発表の仕方等の一貫した指導を受け、4年間の集大成としてまとめ、自ら考える力を持ち、他者と協力しながら地道に問題を解決していく力を養成しています。

『学修成果の評価方法』
 本学科のディプロマ・ポリシーに示されている「知識・理解」「汎用的技能」「態度・志向性」に関して、ルーブリックによる観点別評価、修得単位数・GPAによる分析評価、授業についてのアンケート等を用いた学生による自己評価により、学修成果の評価を行っています。その集計結果は、FD活動等をとおして教育の質向上のためのPDCAサイクルにつなげています。

【アドミッション・ポリシー】
『求める学生像』
理学部物理学科の教育目標を理解し、この目標を達成するために自ら学ぶ意欲をもった人材。
理学部物理学科で定められたディプロマ・ポリシーで、求められている能力を身に付けられると期待できる基礎学力を十分有する人材。
『入学者にもとめる知識・技能・思考力・判断力・表現力・態度』
(1) 知識・技能
 英語では、高校での英語の科目の履修を通して英語の文章理解力、表現力、コミュニケーション能力を 身につけておくことが望ましい。
 数学及び理科では、得意分野と不得意分野があまりなく幅広く理解していることが望ましい。
(2)思考力・判断力・表現力
物理学では論理的に自然現象を理解することが重要である。1つの自然現象を様々な角度から論理的に考えることができる思考力、思考の結果として得られた答えが正しいかどうかを論理的に見極める判断力,自分の思考過程や結論を論理的にわかりやすく他者に伝える表現力が期待できること。
(3)主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度
 実験などでは学生同士や学生と教員とのコミュニュケーションも大切で、多様な価値観や立場・役割を理解し、物事に対して他者と協力しながら主体的に取り組むことが期待できること。


充実したカリキュラムと最新設備が育む、創造力・実践力・研究力

【学びの特徴1.2.3!】

1.創造力が付く

 1年次から3年次までの講義や実験を通じて、創造力の素となる深い知識を身に付け、4年次の卒業研究でそれらの知識を実際の研究に応用することにより創造力を身に付けます。

2.実践力が付く

 実験を通して実験の基本操作、実験ノートやレポートの書き方、実験の進め方などの化学の能力が養われると同時に、社会で役立つ文書作成能力やプレゼンテーション能力などの一般的な能力も養われます。

3.教育力に自信

 習熟度ごとに何段階ものレベルの授業を開講しており、段階的に理解を深めていくことができます。各学年に3名の指導教員が配置されており、きめ細かい指導が受けられます。

4年間の学び(カリキュラム)

※カリキュラム詳細はこちら(デジタルパンフレット)をご確認ください。

化学実験
(コンピュータ活用を含む)

化学の基礎と実験の基礎を学ぶ
 1年次で受ける実験科目です。化学実験では、実験を通して実験の基本操作、実験ノートやレポートの書き方、実験の進め方、ディスカッションの仕方を学ぶことができます。

基礎化学1・2

化学の基礎を理解する
 化学の基礎的な知識・考え方・応用力を身に付け、高校の化学から大学の化学へと橋渡しをします。「基礎分析化学」「基礎無機化学」「基礎有機化学」「基礎物理化学」と併せて、第1・第2セメスターで受講し、早い段階で化学の基礎を固めます。

分析化学1・2

物質の成分・構造などの分析を学ぶ
 物質を構成する成分や、その量を明らかにするための手法と原理を学ぶ科目です。高校化学の「混合物の分離「」酸と塩基「」酸化還元」を発展させた内容で、化学を活用するために不可欠です。「分析化学実験」では、具体的な分析方法について学びます。

無機化学1・2

原子構造や結晶構造を知る
 原子の構造と周期表との関連性、化合物の結合様式や結晶構造について学びます。高校化学の「物質の構成」「無機物質」を発展させた内容で、新しい無機化合物の合成法も学びます。「無機化学実験」では、実際に代表的な無機化合物をつくります。

有機化学1・2

物質化学の基礎を学ぶ
 有機化合物の性質、反応性、合成法について学びます。高校化学の「有機化合物」「高分子化合物」を発展させた内容で、生命化学や材料化学など、全ての物質化学の基礎となります。「有機化学実験」では、有機化合物の合成手法を身に付けます。

物理化学1・2

化学の基本理論を学ぶ
 化学の基本原理を学ぶ科目です。高校化学の「物質の状態と平衡「」化学反応とエネルギー「」化学反応の速さ」を発展させた内容で、化学反応について理論的な思考を身に付けます。「物理化学実験」では、無機・有機化合物の物理的な性質を分析します。

地学実験
(コンピュータ活用を含む)

地学の基礎を学ぶ
 理科の教員免許を取得するため化学以外にも、物理、生物、地学に関する授業や実験を開講しています。地学実験ではキャンパスの近くの大磯丘陵に行き、数万年から数十万年前に堆積した地層を調査することができます。

卒業研究1・2

問題発見解決型教育の集大成
 学生が教員の研究室に所属し、一人ひとり独自の研究テーマを持って1年間研究に取り組みます。化学科の問題発見解決型教育の集大成となる科目で、研究を満喫できます。

教育研究上の目的及び養成する人材像と3つのポリシー

【教育研究上の目的及び養成する人材像】
理学部化学科の教育研究上の目的は、大学・学部の教育目的に沿って、化学の基礎から専門までを学び研究することを通して「知識を応用する力」「問題を解決する力」「社会で協調して生きる力」をもった人材を養成することです。

【ディプロマ・ポリシー】
 理学部化学科では、以下の能力を備えたと認められる者に学位「学士(理学)」を授与します。
『知識・理解』
 学んだ化学の知識を、物事に対する観察や洞察へ応用する力を有していること。専門的な内容の日本語や英語の教科書や文献を読んで理解し、得られた知識や理解を自らの行動計画に取り入れていくことができること。
『汎用的技能』
 化学を通して問題を発見し、解決する力を有していること。実験などを通じて種々の技能を身につけ、現実の問題を解決する際に役立てることができること。
『態度・志向性』
 自らの意見をまとめ、相手の意見を聞き、社会で協調して生きる力を有していること。卒業研究を継続して行い、得られた結果を文書などの形式でまとめて発表できる力を有していること。

【カリキュラム・ポリシー】
 理学部化学科が定めるディプロマ・ポリシーに基づき、以下に示す教育課程を編成し、実施します。
『教育課程・学修成果』
 4年間で、化学全般に渡って基礎から専門までの知識と技術をしっかりと学び、それらを社会で活用することができるようにするカリキュラムにしています。第1・第2セメスターの初年次教育において、4年間で身に付けられる知識と技術がどのようなものであるかを理解すると共に、それらの知識や技術を修得するために必要な基礎学力を身に付けます。第3~第6セメスターでは、講義において理論と知識を、実験において物の見方・考え方・発見することを学びます。第7・第8セメスターの卒業研究は、修得した知識と技術を社会で活用できるように準備する期間となっています。
 第1セメスターには、大学の授業の受け方、勉強の仕方など、基本的な大学生活の過ごし方について理解することを目的とした「入門ゼミナールB」を開講しています。第1・第2セメスターには、専門基礎科目として、高校の化学から大学の化学への橋渡し的役割を持つ「基礎化学1・2」、高セメスターで履修する化学の専門分野を学ぶために必要不可欠な「数学概論1・2」、第3セメスターから始まる専門必修科目への導入をスムーズに行うための「基礎分析化学」、「基礎物理化学」、「基礎無機化学」、「基礎有機化学」を開講しています。これらの専門基礎科目の学修が困難な学生に対しては、リメディアル科目として「基礎数学」、「基礎物理A」、「基礎化学A」を開講しています。
 第3・第4セメスターに開講している専門必修科目「分析化学1・2」、「物理化学1・2」、「無機化学1・2」、「有機化学1・2」は、第5セメスター以降で開講している専門科目の基礎を成す科目です。第5セメスター以降で開講される専門科目は、化学をより詳細な専門分野に分け、それぞれの専門に特化した内容の授業を行います。また、第3セメスター以降では、数学・物理学・化学の関連性を理解し、幅広い自然科学の知識を身に付けることを目的とした「科学論A・B・C」を学部共通科目として開講しています。これら一連の科目を通して、学んだ化学の知識を、物事に対する観察や洞察へ応用する力を育成します。
 第5セメスターに開講している「キャリアアップゼミナール」は、将来社会人になるために必要なキャリアについて学ぶことを目的としています。キャリアアップに必要な知識や方法やスキルについて、個人個人に指導を行います。また、区分Ⅲの英語科目が第2セメスターまでしか開講されないため、化学の分野でよく使われる英語を中心に学ぶ「English in Chemistry 1・2」を第3及び第4セメスターに開講し、英語に触れる機会を提供しています。
 「化学実験」などの専門実験科目は、理論の検証や実証、物の見方や考え方、発見の経験を学ぶために、化学科の重要な科目としてカリキュラムの中心に位置付けられています。実験科目は第1~第6セメスターまでの各セメスターに必修科目として開講しています。グループで実験を行うことにより、自らの意見をまとめ、相手の意見を聞き、社会で協調して生きる力を育成します。また、社会人になるための一歩として、得られた実験結果をレポートとして必ず提出することを義務付けています。
 第7・第8セメスターに開講している必修科目の「卒業研究1・2」は、化学科の教育の集大成として位置付けられており、これまでに学んだ知識や技術、物事に対する観察力や洞察力、創造力や思考力などの総合力を十分に活用する実践的な科目です。この科目により、化学を通して問題を発見し、解決する力を育成します。

『学修成果の評価方法』
 本学科のディプロマ・ポリシーに示されている「知識・理解」「汎用的技能」「態度・志向性」に関して、ルーブリックによる観点別評価、修得単位数・GPAによる分析評価、授業についてのアンケート等を用いた学生による自己評価により、学修成果の評価を行っています。その集計結果は、FD活動等をとおして教育の質向上のためのPDCAサイクルにつなげています。

【アドミッション・ポリシー】
『求める学生像』
理学部化学科の教育目標を理解し、この目標を達成するために自ら学ぶ意欲をもった人材 及び、ディプロマ・ポリシーで求められている能力を、身に付けられると期待できる基礎学力を十分有する人材です。
『入学者にもとめる知識・技能・思考力・判断力・表現力・態度』
(1)知識・技能
 英語では、高校での英語の科目の履修を通して英語の文章理解力、表現力、コミュニケーション能力を身につけておくことが望ましいです。
 数学では、高校での数学の科目の履修を通して公式や計算方法を理解した上で、それらを応用できる能力を身に着けておくことが望ましいです。
 理科では、高校での理科(物理、化学、生物、地学)の科目の中から数科目を選択し、個々の項目の内容を理解していることが望ましいです。
 国語及び社会は、理系の学問を学ぶ上で必要な文化的な知識を幅広く理解していることが望ましいです。
(2)思考力・判断力・表現力
 化学の知識を学び、物事に対する観察や洞察へ応用する力を養うこと、学んだ化学の理解や知識を基にして社会における問題を発見して解決することが期待できることです。
(3)主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度
 化学を学ぶことを通じて、自分の考えを基にしながら相手の意見を必要に応じて取り入れて自らの意見をまとめあげること、社会で協調して生きる力を涵養することが期待できることです。


開放的な学びの場【施設紹介】


教育研究上の目的及び養成する人材像

理学部の教育研究上の目的は、建学の精神及びそれらを具現化した4つの力を踏まえ、理学部独自の内容を教育に生かした指導を行い「専門性に対応できる基礎力」「総合的な判断力」「協力し合って問題に対処できる能力」をもった人材を養成することです。
 以上の目的を達成するために、理学部では4学科に学士(理学)の学位プログラムを設置し、各々に「ディプロマ・ポリシー」、「カリキュラム・ポリシー」、「アドミッション・ポリシー」を定めています。

卒業後の進路・資格 【キャリア】

※詳細はこちら(デジタルパンフレット)をご確認ください。


デジタルパンフレット
イベント情報