ライトパワープロジェクトが「2016年度キッズチャレンジ」を開催しました

東海大学チャレンジセンター・ライトパワープロジェクトが、3月4日に湘南キャンパスで「キッズチャレンジ」を開催しました。本イベントは、”実際に自分の手で機械を作り上げるまでの思考力や、作り上げたものが機能した時の達成感や充実感を感じてもらう”ことを目的として本プロジェクトが毎年しています。

当日は、秦野市立大根小学校、秦野市立広畑小学校、平塚市立みずほ小学校の児童53名とその保護者105名が参加。はじめに、世界大会に参戦したソーラーカー『2015年型Tokai Challenger』の試走を行いました。16号館の前の道をさっそうと走る姿に、「近くで見るとすごく速い!」「かっこいい」といった歓声が聞かれました。その後は12号館に移動し、ソーラーカーについてのクイズや、手のひらサイズのミニソーラーカーと紙と木で作るグライダーのワークショップを実施。子どもたちは、モーターの位置を工夫したり、プロジェクトメンバーに長く飛ばすコツを質問したりと、熱心に取り組んでいました。事後アンケートでは、参加者の9割以上から「満足した」と回答をいただきました。

プロジェクトメンバーの武藤創さん(工学部動力機械工学科1年次生)は、「あらかじめ、小学校1、2年生と3年生以上に分けて難易度の異なる製作キットを用意したのですが、キットの内容を考えるのに苦労しました。当日の運営も最初はどうなるか不安でしたが、子どもたちが楽しそうな表情を見てほっとしました。動かないものがどうしたら動くようになるのか、考える力を養う場所を提供できたと思います」と笑顔で振り返りました。

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