保健・医療・福祉の連携、研究と実践の力を養う専門職教育
近年、急速な高齢化、社会格差の拡大、あるいはグローバライゼーションなどの動向の中で、人々のニーズは多様化してきています。たとえば、高齢化は、医療問題、社会保障などの経済問題、さらに介護など家族関係にも影響を与えます。本専攻では、このような人々の多様なニーズに応えるために、高齢者福祉、地域福祉、医療福祉、家族福祉などの専門領域に依拠し、さらに保健、医療の専門職と連携して人々のニーズに応えるための知識、理論、そして実践力を学生が身につけることを目的としています。東海大学が総合大学であることのメリット、東海大学医学部付属病院や看護学専攻との連携の上で、広い視野と柔軟な実践力をそなえた対人援助の専門職養成を行っています。
修了生の主な研究テーマ
- デイサービス生活相談員業務におけるソーシャルワーク実践とケアワーク実践の関連
- 福祉NPOにおける組織継承の研究
- 児童養護施設における大学等進学及びその措置延長の判断に影響する要因
- 社会福祉協議会を主要なアクターとするローカル・ガバナンスのあり方を考える
- 世代間交流がGenerativityと精神的健康に与える影響