2014年度健康科学部海外研修プログラムの説明会を開催しました

2014年度健康科学部海外研修プログラムの説明会を開催しました

健康科学部看護学科では4月30日に伊勢原キャンパスで、2014年度健康科学部海外研修プログラムの説明会を開催しました。本学科では毎年、ハワイ、デンマーク、アメリカで授業単位が取得できる海外研修プログラムを実施しています。この説明会は参加を検討している学生を対象に、昨年度の参加学生の報告などを通して研修への理解を深めてもらう目的で開いたものです。当日は、看護学科の学生約70名が参加しました。

ハワイ語学研修(10日間)は1、2年次生を対象にした研修です。本学系列校のハワイ東海インターナショナルカレッジに宿泊して看護基礎英語を学ぶほか、授業の合間には現地のクリニックなども訪問します。昨年度の参加者は、「難しい看護に関する英語でも、楽しく学べる恵まれた環境でした」と語っていました。デンマーク医療福祉研修(10日間)は08年度から実施している本学部と医学部の合同プログラムです。学生たちはコペンハーゲン市内にある東海大学ヨーロッパ学術センターに宿泊し、老人ホームやケアセンターの訪問、総合病院における観察実習などの研修を行う予定で、高齢者のための医療福祉が充実した同国の現状を視察します。昨年度の参加者は、「北欧式の介護用トランスファー(移乗動作)や認知症の方のための住宅など、介護環境の充実ぶりに驚かされました」と写真を交えて説明しました。

また、メイヨクリニック研修(16日間)は、アメリカ・ミネソタ州にある「メイヨクリニック」での実習を中心にした研修です。現地では看護師の1日の仕事を視察し、自分が希望した診療科での研修などを通してアメリカの医療現場を実体験します。この研修に参加した学生は、「日本とアメリカの医療制度の違いや双方の長所にも気づくことができ、視野を広げることができました。皆さんにもぜひ経験してほしい」と語りました。この研修はTOEIC(R)やTOEFL(R)の高得点取得がエントリーの条件となるため、参加経験のある学生たちは英語の試験勉強の方法なども指導しました。

今年度のプログラムに参加を希望している学生は、「まずは英語の勉強と看護の勉強が両方できるハワイ語学研修に参加するつもりです。上級生になったら、メイヨやデンマーク研修で専門的な学びを深めたいと思います」「どのコースも施設見学や病院での研修内容が充実していて、他国の医療について学べるよい機会になりそうです」などと語っていました。

なお、本学部の今年度の研修は6月13日にエントリーを締め切り、審査の上、研修参加者を選抜。ハワイ語学研修は9月中旬に、デンマーク医療福祉研修は2015年2月中旬から3月上旬にかけて、またメイヨクリニック研修は同年2月下旬の実施を予定しています。

2014年度健康科学部海外研修プログラムの説明会を開催しました