ベトナム原子力プロジェクト人材育成計画の修了式を行いました

東海大学では9月19日に東京・霞が関の東海大学校友会館で、「ベトナム電力グループ原子力技術者向け特別上級教育課程(ベトナム原子力プロジェクト人材育成計画)」1期生の修了式と2期生の開講式を行いました。同プロジェクトは日本とベトナムの両政府が2012年に締結した日越原子力協定に基づき、国際原子力開発株式会社からの要請を受けて本学が企業と連携して同年から実施している教育プログラムです。1期生としてベトナム電力グループの社員15名が、日本語力の向上と原子力分野に関する専門知識、原子力発電所での研修を通した実践的なスキルの習得に取り組んできました。

本学をはじめ両国政府、連携企業の関係者ら約100名が列席した式典では、山田清志副学長があいさつしたのち研修生に修了証を授与。成績優秀者に片山恵一国際部長から記念の盾が、ベトナム電力グループのファム・レ・タイン社長から褒章がそれぞれ手渡され、業界団体などの代表者から祝辞と激励の言葉が送られました。また、1期生の代表者が2年間にわたる研修の成果を報告しました。研修生たちは、「先生方の熱心なご指導のおかげで、高い日本語力と専門知識を身につけることができました。本プログラムでの経験を生かし、母国の発展に貢献していきたい」と語りました。

その後に行われた、2期生の開講式では、学生代表が抱負を語ったほか、タイン社長が同プログラムに協力している関係者への感謝の辞を述べました。式典の最後には、タイン社長から山田副学長に感謝の記念品も贈呈されました。

ベトナム原子力プロジェクト人材育成計画の修了式を行いました

ベトナム原子力プロジェクト人材育成計画の修了式を行いました