2018年度第3回グローバル推進セミナーを開催しました

湘南キャンパスで1月10日に、2018年度第3回グローバル推進セミナー「海外における安全対策~楽しい思い出とともに帰国するために~」を開催しました。本セミナーは、今年度、本学の提案が採択された文部科学省の平成29年度「大学の世界展開力強化事業 ロシア(タイプA)」の一環として実施したもので、海外での重大事件や凶悪犯罪に巻き込まれないための予防策や、万一巻き込まれた場合の対処策について理解してもらうことを目的としています。当日は、各キャンパスとテレビ会議システムをつなぎ、海外留学に興味を持つ学生や教職員が多く参加しました。

開会にあたってグローバル推進本部の山口滋所長があいさつに立ち、留学や旅行で海外を訪れる際に、危機管理意識を持つことの重要性を語りました。続いて、外務省領事局海外邦人安全課邦人援護官の松前了氏が登壇し、若い世代の海外渡航者が実際に巻き込まれた事件・事故を紹介。ひったくりに取られた荷物を取り返そうとして殺された事件の話では、「取られたものはまた買うことができますが、命は失くしたらそれまでです。現地の治安状況や危険な場所の有無など、事前の情報収集で身を守りましょう」と呼びかけました。また、外務省の公式ホームページから登録できる海外安全情報配信サービス「たびレジ」について解説。「海外ではさまざまな経験ができ、得られるものがたくさんあります。安全な海外渡航のための知識を身につけたうえで、新しいステージに挑戦してください」と語りました。参加した学生からは、「インドネシアへの留学を考えているので、現地で気をつけることや事前の準備などのお話はとても参考になりました。たびレジにもさっそく登録したいと思います」といった感想が聞かれました。

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