タイ・KMITLと同窓会タイ支部から本学に義援金が贈られました

タイ王国・モンクット王ラカバン工科大学(KMITL)と同窓会タイ支部からこのほど、熊本地震で大きな被害を受けた九州キャンパスの復興に役立ててほしいと義援金が贈られました。KMITLと本学は50年以上の長きにわたって交流してきた歴史を有しており、KMITLでは本学卒業生が多く教職員として活躍しています。

4月14日から続く熊本地震の報道を受け、KMITLではスチャッチャウィー・スワンサワット学長と本学卒業生のピタック・タムワリン副学長が中心となって呼びかけて、同窓生や教職員、学生が協力して支援イベントを企画。4月28日にタイで最も人気のあるバンドの一つである「NUVO」によるチャリティーコンサートをKMITLのキャンパスで実施しました。会場では、スチャッチャウィー学長らスタッフが「I Love Japan」のロゴの入ったTシャツを着て募金への協力を呼びかける中、1000名を超える多くの市民や卒業生、現地で活躍している日本人らが来場。コンサートでは、山田清志学長からのメッセージが読み上げられたほか、NUVOのメンバーが「熊本へ私たちの音楽が届き、今回のコンサートが復興の一助になれば、大変うれしく思います。頑張れ熊本!」と日本語で呼びかけると、会場から大きな歓声が上がる一幕もありました。

5月25日には、ピタック副学長がKMITLの学生研修団を引率して湘南キャンパスを訪問。山田学長ら本学関係者と懇談でコンサートの様子のビデオ映像を上映するとともに、スチャッチャウィー学長と本学同窓会タイ支部のウィスット・ティティルンルアン支部長からのメッセージとともにコンサートの収益と会場で寄せられた募金を山田学長に手渡しました。山田学長は、「タイの皆さんからの温かい応援に大いに心を打たれました。心から感謝したします」と応えました。

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