KMITLの学生を対象にしたラボトレーニングプログラムを実施しました

東海大学では5月27日から7月7日まで、タイのモンクット王ラカバン工科大学(KMITL)の学生を対象にしたラボトレーニングプログラムを実施しました。日本語や工学分野への理解を深めることなどを目的に、 KMITLと本学との覚書に基づいて1997年から行っているものです。今年度は2年生から4年生まで23名が参加しました。

学生らは期間中、希望に応じて湘南キャンパスにある工学部と情報理工学部、国際教育センターの16研究室に所属。本学の学生らとともに、燃料電池から無線通信までの研究を幅広く学ぶプログラム(工学部電気電子工学科)や本学が所有するX線CTなどを使ったろう付技術の実験実習(工学部材料科学科)、日本語と日本文化を学ぶプログラム(国際教育センター)に取り組みました。6日の研修成果発表会では、それぞれが取り組んだ研修の概要や研究成果を教員や学生の前で発表。キャンパス内のログハウスで行った修了式では、国際教育センターの山本佳男所長から一人ひとりに修了証を手渡しました。

参加した学生たちは、「先輩から“東海大のプログラムはいいよ”と勧められて参加しました。学生も先生も親切で、快適に学ぶことができました」「日本の最先端の技術を学び、自分の研究にも生かせる成果が得られるだけでなく、日本人の文化や生活スタイルにも触れられるなど充実した毎日を送れました。後輩たちに勧めるのはもちろん、大学院生としてもう一度この大学で学びたいと思うようになりました」と話していました。

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