サウジアラビア・エファト大学への学生交流グループ派遣を実施しました

国際教育センターでは2月9日から15日まで、サウジアラビア・エファト大学への学生交流グループ派遣を実施しました。エファト大はサウジアラビア唯一の女性向け理工科大学で、本学は協定校として2017年度から学生の相互派遣留学プログラムに取り組んでいます。今回は湘南、代々木、高輪、清水の4キャンパスから女子学生8名が参加しました。

エファト大を訪れた一行は、建築に関する特別講義を受講。世界遺産に認定されている「ジェッダ歴史地区:メッカへの玄関口」について説明を受けた後、実際に現地を訪れ、建物のつくりや歴史、文化について学びました。また、最終日には在ジッダ日本国総領事館を表敬訪問しました。宮本雅行総領事と対話で学生たちは、同国内で2018年に解禁された女性の運転免許取得に関する現状と課題について質問したほかにも、歴史や日常生活など、多様な話題について宮本総領事に訪ね、学びを深めていました。参加した川村渚さん(教養学部国際学科4年次生)は、「日ごろからサウジアラビア人の留学生と仲がよく、サウジアラビアとイスラム文化圏における女性の地位や歴史について勉強していたので、現地でさらに知見を深めることができました。1日5回の礼拝は、決まった時間になると買い物中でも関係なく始まり、日本人の私たちにとっては新鮮な光景でした」と振り返ります。また、「中東諸国は今、20年のドバイEXPOに向けて経済の活性化や女性の活躍推進など各国で変化が起きています。卒業後もサウジアラビアの情勢や日本との関係性などに注目していきたい」と語りました。

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