アイスランドのヨハネソン大統領が山田学長と懇談しました

10月23日に東京・霞が関の東海大学校友会館で、アイスランド共和国のグドゥニ・トルラシウス・ヨハネソン大統領一行と本学の山田清志学長ら本学関係者が懇談しました。天皇陛下の即位の礼に参列のため来日したことに合わせて行われたものです。本学は日本で唯一、北欧学科を開設しており、学部の教育課程でアイスランド語の授業を開講しています。また日本語の教育課程を持つアイスランド大学とは、学生の相互派遣などで協力しているだけでなく、今年5月には山田学長が同大を訪問するなど連携を深めています。

当日は、アイスランドからヨハネソン大統領のほか、エーリン・フリーゲンリング駐日大使、アイスランド大学のヨーン・アトリ・ベネディクトソン学長らが参加。本学からは山田学長と吉川直人副学長、文化社会学部北欧学科の柴山由理子講師が出席しました。懇談では、今後の連携や民間交流の役割、グローバル社会の中で各国独自の言語や文化を継承することの重要性などについて意見が交わされました。ヨハネソン大統領からは、「アイスランドは日本の技術を導入しながら再生可能エネルギーの導入に力を入れている。この分野でこれからも日本の技術やノウハウに学び、東海大学とも連携を深めたい。またアイスランドにはすぐれた文学作品が数多くある一方で、日本での紹介が進んでいない現状がある。若手の翻訳家の育成などでも協力したい」と期待の言葉が寄せられました。山田学長は、「5月にアイスランドを訪問した際、貴国の再生可能エネルギー導入への努力にとても心を動かされました。東海大学は伝統的に工学が強く、北欧に関する学科もある。今後もアイスランドとの連携を強化したい」と語りました。

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