11月1日から3日まで、「第1回品川建学祭」を開催しました。品川キャンパスでは今年度から国際・経営・観光・情報通信・政治経済の5学部の3年次生と観光・情報通信両学部の4年次生が学んでいます。品川建学祭実行委員長を務めた新井健将さん(政治経済学部3年次生)は、「第1回品川建学祭は、新たな一歩を飾るにふさわしい『Re:Start』をテーマにしました。第15回まで続いた『高輪建学祭』の地域のお祭り的な雰囲気を大事に、見どころも拡大して皆さんをお迎えします」と意気込みを語り、当日はその言葉通りに多数の来場者を迎えました。
初日となった1日は開祭式から始まり、高輪学生会主催の「よみぃ・ピアノパフォーマンスライブ」や、音楽・ダンスイベント、在学生限定の懇親祭を実施。2日には舟津真翔特別ライブなどを開催しました。3日に行った恒例の人気イベント「どうぶつむら」では、都心でさまざまな動物と触れ合える貴重な機会とあって多くの家族連れがヤギやモルモット、ウサギへの餌やりなどを楽しみました。2号館の大講義室では、「そいつどいつ」「おばたのお兄さん」「フルーツポンチ」の人気芸人3組を迎えたお笑いライブを開催。「そいつどいつ」の市川刺身さんは本学出身で、学生時代のエピソードや“東海大あるある”なども披露し、会場を大いに沸かせました。
期間中は、5学部の学生が所属する研究室、サークルなどが日ごろの学びの成果を披露するブースの出展や模擬店を出店。観光学部・横山玲子教授のゼミ展示で来場者を案内していた阿部風香さん(3年次生)は、「卒論の内容やゼミ合宿の様子などを紹介しました。観光学についてわかりやすく説明し、ゼミの楽しい雰囲気を伝えられるように心がけました」と話しました。また、情報通信学部・福原雅朗准教授のゼミ展示では、eスポーツ体験のほか、小学生でもできる電子工作としてクリップモーターカーづくりを実施。石橋開さん(4年次生)は「ものづくりに携わる人口が減っていることに危機感を感じています。子どもたちにものづくりの楽しさを知ってもらい、興味を持ってもらえれば」と話しました。eスポーツを楽しんでいた近隣の小学生は、「ハイスペックのパソコンで遊べるし、大学生が教えてくれるので面白い」と楽しんでいました。
正門で来場者を迎えていた高輪学生会会長の八木優希子さん(情報通信学部3年次生)は、「建学祭実行委員を中心に試行錯誤しながらさまざまな準備を進めてきました。来場者の皆さんの楽しそうな顔を見ることができてとてもうれしいです」と話しました。また、期間中の3日にはオープンキャンパスも実施。5学部の紹介や個別相談会が開かれ、多くの高校生や保護者の皆さまが来場しました。