3.11生活復興支援プロジェクトが「第5回大門市」で東北物産展を実施しました

3.11生活復興支援プロジェクトが11月29日に、平塚市八幡大門通りで行われた「第5回大門市」(神奈川県平塚市)に出展しました。大門市は神奈川県内の朝市が集まり、各地の逸品や特産品とその魅力を広くPRしようと毎年開かれています。本プロジェクトでは、東日本大震災で被災した地域に対する継続的な復興支援活動の一環として、2009年から今回で4回目の出展となりました。

本プロジェクトは、スノコ状の木材を組み合わせたアーチ型のブースを設置し、道の駅上品(じょうぼん)の郷(宮城県石巻市)から仕入れた、布(ふ)海苔(のり)や栗ようかんなど東北の特産品を販売する『東北物産展』を実施。ブースには約200名が訪れ、今回の売り上げ31,850円を被災地の製造元に送ることが出来ました。また、メンバーが制作したパネルやフリーペーパー「結(ゆい)心(っこ)」を用いて、本プロジェクトのこれまでの活動や被災地の現状を、来場者に伝えました。

来場者は、商品の特徴や被災地の状況を説明するメンバーの話しに熱心に耳を傾けたり、「ブースの形が面白い」と足を止め、写真に収める方もいました。

プロジェクトメンバーの横山美咲さん(法学部法律学科1年次生)は「震災が起きて4年が経過した今でも、未だに住宅の高台移転が終わらず、仮設住宅で生活している方も多いという現実があります。復興への思いを風化させないためにも、プロジェクト活動を通じて、被災地の声や現状を発信し続けていきたい」と語りました。

大門市001.jpg

大門市002.jpg

大門市003.jpg

大門市004.jpg