先端技術コミュニティACOTが「西原小学校ロボット教室」を開催しました

東海大学チャレンジセンター・先端技術コミュニティACOTが7月17日・11月13日・1月15日の計3日間、熊本市立西原(にしばる)小学校(熊本県熊本市)にて「西原小学校ロボット教室」(主催:熊本県熊本市)を実施しました。2010年より開催し「小学生にロボットやプログラミング体験を通して興味を持ってもらう」ことを目的に、同小学校の依頼により自然科学クラブに所属する4~6年生の38名を対象に本学付属熊本星翔高等学校(熊本県熊本市)の生徒と共同で開催しました。

当日は児童を6班に分け、各テーブルにACOTメンバーと東海大学付属熊本星翔高校の生徒がスタッフとして付き、指導に当たりました。今回も教材用ロボットのLEGO® Mindstorms NXTを用いて、児童らにプログラミングをレクチャー。1日目はロボットのタイヤ(モータ)を動かすプログラム、2回目・3回目はライントレースを行うプログラムを作成しました。また、指定された課題が出来た班の児童には各班についているスタッフが独自の課題を設定し、課題を解決するために児童たちはプログラムを改良し、ロボットを動かしていました。

児童からは「ロボットを動かすのは、自分の思い通りに動かなくて難しかった。」「初めてプログラミングを体験した。」等の声が上がりました。また、小学校の先生方からは「貴重な体験を子どもたちにさせることが出来た。子どもたちが楽しそうに自分たちで考えていたので良かった。」とお言葉をいただきました。

プロジェクトメンバーの林田悠里さん(基盤工学部電気電子情報工学科3年次生)は「今回、西原小学校ロボット教室に参加し、子どもたちにプログラミングを教えることの難しさを再度実感しました。3回シリーズでしたが、毎回の時間が短かったことや1回1回の間が長く空いてしまうため、思い出してもらいながら教えるのは難しかったです。しかし、子どもたちは一生懸命考え、与えられた課題に取り組んでおり、その姿を見て、少しでも興味を持ってもらえたことに喜びを感じました。」と語りました。

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