スポーツプロモーションセンターの北濱准教授が「第1回レジャー・レクリエーション研究国際会議」で優秀賞を受賞しました

スポーツプロモーションセンターの北濱幹士准教授が、8月20、21日に長野県阿智村・昼神温泉郷を拠点に世界に向けてオンライン開催された日本レジャー・レクリエーション学会が主催する「The First International Meeting of Leisure and Recreation Studies in Japan(第1回レジャー・レクリエーション研究国際会議)」に参加。「EXCELLENCE AWARD(優秀賞)」を受賞しました。同学会は、レジャーやレクリエーションの発展に向け、観光や教育、健康などさまざまな観点から科学的な研究に取り組む学術団体です。2020年に設立50周年を迎えたことを記念して、「レジャー・レクリエーション教育の軌跡」をテーマに、初の国際会議が開催されました。研究発表では、最優秀賞1名、優秀賞4名が選出されました。

北濱准教授は、「スポーツ・レクリエーション活動を通じた国際交流活動の報告」をテーマとし、東海大学福岡短期大学在籍時に、「宗像地域国際交流連絡協議会」で共同開催した「グローカルカップ~運動会with留学生~」について発表しました。留学生と地域の小学生、その保護者がラジオ体操や玉入れ、大縄跳びといった運動会恒例の種目に取り組むとともに、昼食を一緒に食べることで、言語の壁を越えた交流が可能になると解説。さらに、プログラムを実施する意義について語り、「留学生と日本人の小学生が交流するという従来では考えられないようなプログラムですが、国際交流の推進だけでなく、さまざまな学びや気付きの機会にもなります。初めは緊張して話すことができなかった留学生もスポーツ・レクリエーション活動や飲食の場を通じて、きさくに会話ができるようになっただけでなく、写真撮影や連絡先を交換する場面も見られました。“留学生” “小学生”という枠組みでのつながりから、個人間での新たな関係性を構築することができます」と説明しました。

北濱准教授は、「優秀賞をいただき大変うれしく思います。コロナ過で留学生はこれまで以上に日本人と交流する機会が少なくなっているので、スポーツ・レクリエーションを通じた交流の重要性や継続することの意義を評価していただけたのではないでしょうか」と話しています。