東海大学が北海道地方発明表彰を受賞しました

東海大学ではこのほど、公益社団法人日本発明協会が実施する平成26年度北海道地方発明表彰 中小企業庁長官奨励賞の実施功績賞を受賞しました。この賞は、北海道や東北、関東など8ブロックの中から、各地域において優れた発明を完成し、発明の実用化や指導、奨励、育成に貢献した団体や企業などをたたえる目的で行われているものです。

今回、本学が共同所有する特許「記憶障害改善作用を有する組成物(特許第4139677号)」を北海道バイオインダストリー株式会社が活用し、商品開発した取り組みが評価を受け、受賞に至りました。この発明では、タマネギ由来のジプロピルトリスルフィドという組成物が、記憶障害改善作用を有することを明らかにし、この組成物を含むものを記憶障害改善効果のある「北海道タマネギドレッシング」として同社より販売。国民の健康寿命延伸に大きく貢献するとともに、北海道産のタマネギを活用した食品であることから、北海道経済の活性化にも寄与するものであるものと評価されました。

10月24日に帯広市内で行われた授賞式には、本学を代表して研究推進部長で産官学連携センターの小島直也所長(工学部教授)が出席。協会の代表者から賞状などが授与されました。

デザイン分野での産学連携活動の成果を発表しました