「第2回東京都市大学―東海大学ジョイントシンポジウム」が開催されました

2019年08月30日

「第2回東京都市大学―東海大学ジョイントシンポジウム」を、8月23日に東京都市大学世田谷キャンパスで開催しました。東京都市大学と本学は昨年5月に研究交流に関する包括協定を締結しており、両大学が所有する実験機器の共同利用を進め、教員同士の共同研究も始まっています。今年3月には、さらなる研究交流の促進を目的に湘南キャンパスで1回目のジョイントシンポジウムを開催し、今回は2回目の開催となります。両大学の研究についての口頭発表、テーマ別パネルディスカッション、ポスターセッションなどを行いました。

両大学による研究発表では、本学から研究推進部の長幸平部長(情報理工学部教授)をはじめ、4名の教員が最先端の研究成果を紹介し、31名の教員がポスター発表を行いました。テーマ別パネルディスカッションでは3つのテーマで両大学の教職員が登壇。「融合研究の魅力」と題したセッションでは体育学部の山田洋教授が、総合大学のメリットを生かして理学・工学・医学・人文社会学の専門家と連携しているスポーツ科学の研究について説明するとともに、運動部の学生の協力を得て実施している運動中の動作を解析するスポーツバイオメカニクスの実験の様子も写真や映像で紹介しました。「学内ベンチャー」のセッションでは、マイクロ・ナノ研究開発センターの喜多理王所長(理学部教授)が、昨年11月に設立された大学発ベンチャー・株式会社チューンの概要を紹介。本学が取り組んできた高い機能性を持つ高分子超薄膜の販売を主とした企業について、設立の経緯や今後の課題、東京都市大との研究協力の可能性などについて語りました。また、「研究機器共用に向けて」のセッションでは、研究推進部技術共同管理室の小田慶喜技術職員が、両大学が協定締結からこれまで実施してきた研究機器の共同利用について振り返り、新しい共同研究のシーズ創造に向けた展開について、参加者と意見を交わしました。

閉会にあたり、東京都市大の丸泉琢也副学長と、本学の稲津敏行副学長(理系担当)が登壇。稲津副学長は関係者への謝辞を述べ、「今年3月に本学で開いた第1回のジョイントシンポジウムと、東京都市大を会場に行った今回とで、両大学の共同研究発展に向けたはじめの一歩を踏み出せたのではないかと考えています。今後は各分野の専門的なミーティングなども重ねながら、第3回の開催につなげていきたい」と語りました。

本学からの研究発表は次のとおりです。

「災害・環境変動監視を目的としたグローカル・モニタリング・システムの構築による安全・安心な社会への貢献」
長幸平教授(情報技術センター所長 情報理工学部情報科学科)

「保存修復をめぐる論理的・実践的研究-古代から現代に至る歴史的変遷の再構成を軸として-」
田口かおり講師(創造科学技術研究機構)

「メソ領域における『流れ』の見える化による新たな技術の創出」
落合成行教授(工学部機械工学科)

「『人と街と太陽が調和する』創・送エネルギーシステムの開発」
冨田恒之准教授(理学部化学科)

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