小島 直也/コジマ ナオヤ

Naoya Kojima

教授

学位:
理学博士

主要授業担当科目

  • 生化学1
  • 基礎物理化学
  • 分析化学実験
  • 免疫科学特論
  • 化学環境工学
  • 応用生化学

専門分野

  • 生物化学
  • 細胞生物学
  • 細胞免疫学

現在の研究課題

  • 糖鎖の機能と応用に関する研究
  • 糖鎖による免疫制御技術の開発
  • 免疫細胞での糖鎖認識分子の役割の解明
  • 研究内容

    最新の研究から、糖尿病や肥満などの生活習慣病は、免疫システムによって引きおこされる自然炎症が原因となっているという説が有力になってきています。すなわち、私達がかかる生活習慣病やがんといった病気の多くは、免疫システムの誤作動が原因であると言えます。したがって、もし免疫システムを適切に制御することができれば、これらの多くの疾患の症状を改善することができるようになると考えられます。

    私たちの研究室では、免疫細胞の糖鎖受容体を標的として、糖鎖を表面にもった脂質カプセルやその他の粒子を用いることで、免疫システムに直接介入する方法を開発し、がんや感染症に有効な免疫応答を誘導ができることを発見しました。また、この現象を応用することでがんあるいはマラリアやウイルス感染の病態制御にも成功しています。

    現在は、抗炎症作用を持つような免疫応答を意図的に誘導してアレルギーなどの炎症性の疾患を制御できるような機能性微粒子の創生を目指して研究を続けています。このような科学的知識に基づいた技術の開発研究から、感染症や癌、生活習慣病、自己免疫疾患などに対する新たな人為的制御法(ワクチン)の開発が可能となります。

    所属学会

    日本生化学会

    日本糖質学会

    日本がん学会

    日本免疫学会

    主な論文・著書

    • 小島直也、松岡祐子 (2016) 糖鎖被覆リポソームによる生体応答制御 臨床免疫・アレルギー科、66, 129-135科学評論社 .
    • Oligomannose-coated liposomes as a therapeutic antigen-delivery and an adjuvant vehicle for induction of in vivo tumor immunity. J. Control. Release, 129, 26-32, 2008
    • Plasmodium berghei circumsporozoite protein encapsulated in oligomannose-coated liposomes confers proteiction against sporozoite infection in mice. Malaria J. 2014,13, 426. doi: 10.1186/1475-2875-13-426
    • SIGNR1-mediated phagocytosis, but not SIGNR1-mediated endocytosis or cell adhesion, suppresses LPS-induced secretion of IL-6 from murine macrophages.  Cytokine. 2015 Jan;71(1):45-53
    • Clec4A4 is a regulatory receptor for dendritic cells that impairs inflammation and T-cell immunity. Nat. Commun. 2016 Apr 12;7:11273. doi: 10.1038/ncomms11273.

    メールアドレス

    naoyaki@keyaki.cc.u-tokai.ac.jp

    戻る