蟹江 治/カニエ オサム

Osamu Kanie

教授

学位:
薬学博士

主要授業担当科目

  • 生命有機化学1(2セメスター)
  • 科学リテラシー2(2セメスター)
  • 科学英語論文購読2(4セメスター)
  • 有機化学実験(4セメスター)
  • 生命有機化学4(5セメスター)
  • 資源・エネルギー特論(英語)

専門分野

  • 糖化学
  • 分析化学

現在の研究課題

  • 細胞内における糖鎖修飾機構の解明
  • 有機フレームワークの創成研究
  • シグナル増幅分子でウイルスセンシング
  • 研究内容

    私たちヒトをはじめとする全ての多細胞生物の細胞表面には糖鎖が結合したタンパク質や脂質が存在しています。

     進化の過程でそれらは多くの重要な役割を果たすようになってきました。それら複合糖質は免疫機能や神経機能にも重要である事が知られています。そのような糖鎖は、細胞内の粗面小胞体とゴルジ体で種々の酵素の連続反応により合成されます。しかし、細胞や組織毎に糖鎖を調べると組成が異なっている事がしばしばあります。これは、ある種の合成制御機構が存在している事を示唆していますが、それが一体どのようなものであるのか全く分かっていません。

     糖鎖(あるいは糖)の研究は、古くて新しい。分からない事柄については、しっかりと未来を見据えて基礎研究を粛々とおこなっていかなければなりません。また、今日解明されつつある事柄については、さらなる展開、応用研究を経て適する分野での実用化を目指すことも重要です。

     東海大学は糖鎖科学研究所を設置し今後増々重要性が認識されるであろう「糖鎖」に関する研究をバックアップしてきた経緯があります。このような世界でも数少ない環境で最先端の研究を展開しています。

    所属学会

    日本農芸化学会

    アメリカ化学会

    日本糖質学会

    FCCA (Forum Carbohydrate Coming of Age)

    入学をお考えの皆様へメッセージ

    勉強は大事だけれども教科書には確定した事しか書かれていない。古きを暖め新しきを知る。未来を切り開くのは皆さんです!このためにも基礎をしっかりと学んでください。また、それだけでもありませんので、卒業研究では未知の領域に取り組んでください。

    主な論文・著書

    • Discrimination of cellular developmental states focusing on glycan transformation and membrane dynamics by using BODIPY-tagged lactosyl ceramide. Organic & Biomolecular Chemistry, 2020,18, 3724-3733. DOI: 10.1039/D0OB00547A
    • Evaluation of reversed-phase nano liquid chromatography conditions by using reversed-phase thin layer chromatography based on Hansen ... of amphiphilic glycosylsphingolipid transformations. Journal of Chromatography A, 2018, 1534, 123-129. DOI: 10.1016/j.chroma.2017.12.058
    • Syntheses of lactosyl ceramide analogues carrying novel bifunctional BODIPY dyes directed towards the differential analysis of multiplexed glycosphingolipids by MS/MS using iTRAQ. Chemical Communications, 2014, 50, 3010-3013. DOI: 10.1039/c4cc00112e
    • Analysis of the Cellular Dynamics of Fluorescently Tagged Glycosphingolipids by Using a Nanoliquid Chromatography-Tandem Mass Spectrometry Platform. Analytical Chemistry, 2013, 85, 18, 8475-8482. DOI: 10.1021/ac401632t
    • Synthesis of a fluorescently tagged sialic acid analogue useful for live-cell imaging. Chemical Communications, 2012, 48, 9744-9746. DOI: 10.1039/c2cc34605b

    メールアドレス

    kanie@tokai-u.jp

    ホームページURL

    http://glycoaware.com/tokai-u/新しいウィンドウを開きます

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