野原 健司/ノハラ ケンジ

Kenji Nohara

准教授

学位:
博士(生物資源学)

主要授業担当科目

  • 生物学
  • 基礎分子生物学
  • 分子生態学

専門分野

  • 分子生態学
  • 系統地理学

現在の研究課題

  • マグロ類の遺伝資源の保全・管理
  • 日本近海の海洋生物の分子系統地理
  • 遺伝情報に基づく海洋生物の繁殖生態の解明
  • 研究内容

    海洋生物の遺伝資源の保全・管理、遺伝的多様性の維持・創出機構に興味を持って研究

    を進めています。海洋生物の多様さを遺伝子レベルで理解し、保全・管理に繋げて行き

    たいと考えています。具体的には、世界中で利用されているマグロ類を中心に、種や原産

    地を判別できるDNAマーカーの探索を行っています。このような研究で見出された遺伝マ

    ーカーは、その種のもつ遺伝的な多様性を評価できるとともに産地偽装の発見など、資源

    管理や流通の適性化にも貢献できることから、簡便・迅速なDNA判別技術の開発にも取り

    組んでいます。また、日本近海は生物多様性のホットスポットと考えられており、非常に

    多くの海洋生物が生息しています。このような多様な海洋生物がどのようにして生まれ、

    現在まで維持されているかを分子系統地理と呼ばれるアプローチから探っていく研究にも

    取り組んでいます。

    所属学会

    日本水産学会

    日本魚類学会

    DNA鑑定学会

    入学をお考えの皆様へメッセージ

    人間にも個性があるように、海の生き物にも多様な個性を持つものが沢山います。

    DNA解析を通じて、見た目ではわからない海洋生物の素顔を覗いてみませんか?

    主な論文・著書

    • Nohara et al., 2011 Development of polymorphic microsatellite DNA markers for bigeye tuna (Thunnus obesus) and cross-species amplification for other tuna species. Molecular Ecology Resources 11(2):418-421
    • Nohara et al., 2010 Genetic variability and stock structure of red tilefish Branchiostegus japonicus inferred from mtDNA sequence analysis. Fisheries Science, 76: 75-81
    • Nohara et al., 2009 Isolation and Characterization of 11 polymorphic microsatellite loci in the Whitegirdled goby, Pterogobius zonoleucus, and cross-species amplification in the Serpentine goby, P. elapoides Molecular Ecology Resources, 9: 610-612
    • Kokita and Nohara, 2011 Phylogeography and historical demography of the anadromous fish Leucopsarion petersii in relation to geological history and oceanography around the Japanese Archipelago. Molecular Ecology, 20:143-164
    • Moravec, Nagasawa and Nohara, 2012 Two species of philometrid nematodes (Philometridae) from marine fishes off Japan, including Philometroides branchiostegi sp. n. from Branchiostegus japonicus (Malacanthidae). Folia Parasitologica 59 [1]: 71-78

    メールアドレス

    knohara@tokai-u.jp

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