大場 武/オオバ タケシ

Takeshi Ohba

教授

学位:
理学博士

主要授業担当科目

  • 無機化学
  • 地球化学
  • 無機化学実験
  • 地学実験
  • 入門ゼミナール
  • 無機化学特論

専門分野

  • 火山化学
  • 地球化学

現在の研究課題

  • 火山熱水系における化学分別作用
  • 火口湖水の化学組成
  • レーザー光を利用した観測技術
  • 研究内容

    活火山の深部に潜むマグマから放出される物質(揮発性成分)は熱水系を通じて地表に

    到達し火山ガスや温泉水,火口湖水などとして放出される.これらの試料を採取分析

    することにより熱水系における化学的,同位体比的な作用を解明し,マグマ活動の評価

    に結び付ける.地球化学的な火山観測は実試料の採取分析が必須であるが,火山活動の状

    況によっては安全に採取が不可能な場合がある.そのために例えばレーザー光を利用した

    遠隔的な観測技術の開発にも取り組む.火口湖は火山活動を敏感に反映してその組成や温

    度が変化する点で興味深い.カメルーンにあるニオス湖には高濃度のCO2ガスが溶存して

    いて1986年にガス突出で災害が起きている.ガス突出のメカニズム解明とガス災害の再発

    防止を目的として海外学術調査を実施する.

    所属学会

    日本地球化学会

    日本化学会

    日本火山学会

    IAVCEI(国際火山学地球内部化学協会)

    AGU(米国地球物理学連合)

    入学をお考えの皆様へメッセージ

    火山は日本の風土を作りだした自然現象です.温泉は火山の恵みの一つであり日本の豊か

    な土壌は火山噴出物から作られています.火山をきっかけに地球上で起きている

    自然現象とそれに擾乱を加えている人類活動を考えてみましょう.

    主な論文・著書

    • 台湾大屯火山におけるマグマ起源流体,Appl.Geochem. 25, 505-512 (2010)
    • 草津白根山火口湖湯釜湖水化学組成の時間変化から推定されるマグマ熱水系, J.Volcanol.Geotherm.Res., 178, 131-144 (2008)
    • 雲仙普賢岳噴火(1991-1995)におけるマグマ脱ガス過程:火山ガス組成に基づくモデリ ング,J.Volcanol.Geotherm.Res., 175, 120-132 (2008)
    • KOH水溶液に対するSO2,H2Sガスの吸収過程における同位体分別作用と三宅島における火 山ガスモニタリングへの応用,Geochemical Journal, 42, 119-131 (2008)
    • 伊豆大島三原山における近年の噴気形成過程,EPS, 59, 1127-1133 (2007)

    メールアドレス

    takeshi_ohba@tokai-u.jp

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