航空操縦学専攻1期生の松宮純恵さんが入学式で卒業生代表として新入生に祝辞を送りました

2017年04月07日

工学部航空宇宙学科航空操縦学専攻1期生でアイベックスエアラインズ株式会社の機長を務める松宮純恵さんが、4月2日に湘南キャンパスで挙行した入学式で、卒業生代表として新入生に祝辞を送りました。松宮さんは、2002年度に工学部航空宇宙学科に入学。4年次生の時に2006年4月に航空宇宙学科に航空操縦学専攻が開設されることを知ったときから、パイロットを志し、当時在学生向けに設けられていたコース履修生として、座学や訓練に取り組みました。2009年9月に卒業後、アイベックスエアラインズ株式会社に入社。2016年12月から同社初の女性機長としてフライトしています。

入学式は総合体育館を会場に午前と午後の2回に分けて実施し、松宮さんはそれぞれに登壇。合わせて6000名をこえる新入生を前に、「私は15年前、皆さんと同じ場所に座り、航空宇宙学科に入学しました。当時は空が好きという単純な理由だけで進学してきたので、まさか自分がパイロットになるとは考えてもいませんでした。4年次生になり、今後の進路に途方にくれていたころ、『次年度から大学に航空操縦学専攻が設立される』と聞き、友人の誘いで説明会に参加。パイロットという自分が就きたい仕事に出会うことができました」と学生時代を振り返り、「将来を決定づけるきっかけは、思いも寄らないタイミングで訪れます。もし航空操縦学専攻の設立があと1年遅かったら、友人に説明会に誘われていなかったら、今の自分はいませんでした。大学時代は人生の中でも数少ない『自分のためだけに使える時間』です。思う存分学び、楽しみ、悩み、好きなことを探して行動してください」と語りかけました。そして、「これから大学生活を始める皆さんにぴったりの言葉があります。“The Sky is the limit”直訳すると空がリミット、空の高さが制限となります。つまり制限がないということです。そして、この言葉には『可能性は無限大』という意味があります。まさに、今の皆さんを表しています。皆さんの可能性はこれから大きく広がっています。空を大きくするも小さくするも、皆さん次第。壁にぶつかったとき、行き止ったとき、空を見上げてこの言葉を思い出してください。“You can do it, the sky is the limit”」とメッセージを送りました。

終了後には、山田清志学長と懇談。山田学長からの、「大学時代には多くのチャンスがあり、それぞれの機会を逃してはいけないというメッセージは、学生たちの印象に強く残ったはずです。壇上に立ったときには緊張したのでは?」との質問に、松宮さんは、「もちろんです。こんなにも多くの人たちの前で話す機会は滅多にありません。貴重な機会をいただき、感謝しています。壇上から新入生の皆さんを見て、私が入学した当時を思い出し、懐かしく感じると同時に『私もがんばろう』と刺激を受けました」と笑顔を見せていました。松宮さんは、学生時代の思い出やパイロットの業務についても話し、航空操縦学専攻でパイロットを目指す学生たちへのメッセージとして「常に自分が航空会社に就職して、お客さまを送り届ける姿をイメージしながら勉強してください。資格取得はゴールではありません。その先の目標を持って学生生活を送ってください」と語り、山田学長は、「パイロットに限ったことではなく、本学の学生すべてに言えることですね。就職することだけに捉われず、社会に出て活躍できる人材になれるよう努力を続けてほしいと思いますし、本学としても全力でバックアップしていきたい」と話していました。

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