東海大学では、大学院・大学の受験を希望する方及び大学院・大学に在籍する学生の家族が地震・台風等の大規模な自然災害等により被災した結果、経済的に修学困難な状況と認められた場合に、被災状況等により入学検定料の免除及びや学費等納付金の減免を行なう支援制度等を設けています。
Ⅰ 大規模自然災害等被災学生支援制度について
1.対象者
次のいずれかに該当する方
(1)原則として、受験を希望する方及び在学生の家族が「災害救助法適用地域」に在住し被災された方
(2)原則として、学費等納付者が、「災害救助法適用地域」に単身赴任又は出張等で重度の被災(死亡、行方不明、重傷)を受けた方
※災害救助法適用地域の詳細及び最新情報は、内閣府のホームページにてご確認ください。
2.対象となる被害状況
次のいずれかに該当する場合
(1)家屋全壊・半壊,全焼・半焼,流失・浸水
(2)学費等納付者の死亡、行方不明、重傷による入院
(3)自営業の維持及び再開の見通しが立たない場合
(4)学費等納付者の会社が倒産又は失職等に伴い家計状況が著しく悪化した場合
(5)家屋等破損により生活に困窮を来している場合
3.支援内容
(1)東海大学大学院・大学の受験を希望する方
入学検定料を免除します。
(2)東海大学大学院・大学の在学生
1)学費等納付金
被災状況等により、学費等納付金の中から1年間あるいは半年間分を免除します。
① 全研究科・全学部(医学部医学科を除く):授業料、教育運営費、施設設備費
②医学部医学科:教育充実費
2)東海大学後援会奨学金〔給付〕
東海大学後援会では、不測の事態(火災、風水害、震災等)に遭遇し、家計が急変し、修学が困難になった場合に一時金として5万円
または10万円、もしくは月額1万円から5万円(最長1年間)を給付します。
3)東海大学学生安全会見舞金制度〔給付〕
学生安全会では救済が必要と判断された学生に対して見舞金を給付します。ただし、「東海大学学生安全会」に加入している者のみを
対象とします。
Ⅱ その他の奨学金制度(緊急対応)について(在学生のみ対象)
1.高等教育の修学支援新制度 家計急変採用〔給付〕
生計維持者の死亡や事故、病気など予期できない事由で家計が急変(家計急変)した場合、家計急変後の収入状況が住民税情報に反映される
前に緊急に支援の必要がある場合、事由発生後3か月以内であれば家計急変採用の対象として出願可能です。
2.日本学生支援機構寄附金事業「JASSO 災害支援金」 〔給付〕
(1)支給額 10万円
(2)対象者 以下の条件を全て満たす方
・自然災害や火災などにより、学生本人やその生計維持者が現に住んでいる家が、半壊(半流出・半埋没および半焼失を含む)以上の
被害を受けたり、床上浸水となったり、自治体からの避難勧告等が1か月以上続いたりした方
・学修に意欲があり、修業年限で学業を確実に修了できる見込みがある方
3.日本学生支援機構貸与奨学金 緊急採用・応急採用〔貸与〕
震災・火災・風水害等により、家計に著しい支出の増大や収入の減少が発生した場合、その事由が発生してから12か月以内であれば、
緊急採用・応急採用の対象として、年度の途中でも出願可能となっています。
4.東海大学応急奨学金〔貸与〕
天災や人災等により家屋が被災、又は主たる家計支持者の死亡、生別、失職等により家計が急変し、修学が困難になった学生に対して
奨学金を貸与します。
(1)対象者:本学の学生(学部生・大学院生)で、学業成績、人物共に優れ、最短修業年限で卒業(修了)できる見込みの方
(2)貸与金額:当該学期に納付すべき学費相当額とし、60万円(学費減免の形で貸与)を限度といたします。
Ⅲ 申請方法等について
申請方法等については、以下の問い合わせ先までお問い合わせください。
【東海大学大学院・大学の受験を希望する方】
○入学担当 電話 0463-63-4660
【東海大学大学院・大学に在籍している方】
○湘南キャンパス 奨学金担当 電話:0463-58-1211(代表)
○渋谷キャンパス 奨学金担当 電話:03-3467-2211(代表)
○品川キャンパス 奨学金担当 電話:03-3441-1171(代表)
○静岡キャンパス 奨学金担当 電話:054-334-0411(代表)
○伊勢原キャンパス 奨学金担当 電話:0463-93-1121(代表)
○熊本キャンパス 奨学金担当 電話:096-382-1141(代表)
○札幌キャンパス 奨学金担当 電話:011-571-5111(代表)