複雑化した現代社会では、さまざまな技術を自在に組み合わせて活用できる人材が求められています。
東海大学工学部では社会に必要な人材の育成を目指し、ITを活用したものづくりを継承する学術のアプローチを取り入れた学びを展開し、７学科・２専攻の横断的な学びが実現します。一人ひとりのキャリアイメージを見つけ、学ぶ楽しさを実感できる環境は新たなイノベーションの創出につながります。

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【ギャルが学ぶ】機械工学ってナンだ！？（前編）

【ギャルが学ぶ】機械工学ってナンだ！？（後編）ベル

東海大学は2017年4月に湘南キャンパスの1号館に、英語やその他の外国語を学ぶ学生をサポートし、留学生を含む学生同士が交流する言語学習のための「ラーニング・コモンズ」としてAGORAを開設しました。AGORAはもちろん全学施設ですので本学の学生は誰でも利用できるわけですが、広い湘南キャンパスの中で理工系施設の集中するエリアからは少々距離があり、かねてから同じような施設が理工系学生のより身近にあればいいなと考えておりました。そこで今回は19号館2階のラーニングコモンズの一部を利用して、理工系の学生に留学や語学学習を意識してもらうためのスペース「AGORA19」を作りました。そのために、真っ白な壁に本学とゆかりの深い海外の風景を、近隣のチョークアーティストに描いて頂きました。具体的にはコペンハーゲン、モスクワ、バンコク、アブダビ、ハワイに加えて本学の海洋調査研修船「望星丸」が描かれています。そして同じスペースに留学や語学学習に関連する書籍、雑誌、英字新聞等を陳列し、学生が自由に手に取って閲覧できるようにするとともに、必要に応じてワークショップやセミナーも開催できるようプロジェクタも新たに設置されています。今後は学生の意見を聞きながら、よりニーズの高い書籍や情報の提供を心掛けていきたいと考えています。このような小さな雰囲気づくりを通じて、留学や語学学習に向けた理工系の学生達の動機付けの一助になればと考えています。

工学部長　山本 佳男

チョークアート制作の様子

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