航空宇宙の分野は、工学や環境、自然現象など幅広い分野を網羅した総合工学分野です。本専攻では、飛行機に関する周辺技術を幅広く習得する「航空工学分野」、宇宙開発につながる力を身につける「宇宙工学分野」、自然現象を科学的に理解する力を養う「宇宙環境科学分野」の3領域を学ぶことができます。
航空宇宙学専攻 紹介動画
未来を切り拓く【研究者たちの情熱】
宇宙の可能性を広げるハイブリッドロケット
工学部 航空宇宙学科航空宇宙学専攻 川端 洋先生
ハイブリッドロケットを中心とした新しい宇宙推進システムの研究開発とその応用に関する研究を行っている。ロケットをテーマとした宇宙教育についても精力的に活動している。東海大学学生ロケットプロジェクトのアドバイザーも兼任。
-東海大学公式YouTubeにて絶賛公開中-
【研究者たちの情熱】宇宙の可能性を広げるハイブリッドロケット (youtube.com)
東海大学×夢ナビ
【新しいプラズマエンジンで宇宙をめざす】
小惑星探査機「はやぶさ2」に利用されたイオンエンジンをご存知でしょうか?遠くの天体に向けて長期間作動できる新しいプラズマロケットエンジンです。その詳しい仕組みとその他の新しいエンジンについて紹介をしています。
工学部 航空宇宙学科航空宇宙学専攻 堀澤 秀之先生
https://douga.yumenavi.info/Lecture/PublishDetail/2023002168
【未来の車、飛行機―環境負荷低減に貢献する流体シミュレーション】
皆さんの周りには空気がありますね。空気は目に見えないですが飛行機が飛べるのは空気があるからです。一方で、飛行機や車は空気をかき分けて運動します。空気をうまく使ってソーラーカーやソーラー飛行機を開発しています。
工学部 航空宇宙学科航空宇宙学専攻 福田 紘大 先生
https://douga.yumenavi.info/Lecture/PublishDetail/2021000718
航空宇宙学科 航空宇宙学専攻ニュース
航空宇宙学科 航空宇宙学専攻の特色
飛行機の周りの流れの解析、設計や制御の手法、性能解析を学び、飛行機とそれにかかわる周辺技術を幅広く修得する
航空宇宙の開発では非常に高度な設計製作技術が必要です。飛行機と宇宙までの往復や大気圏外を飛ぶスペースプレーンについて、どのように飛ぶか、機体の周りの流れはどのようになるか、どんな翼の形やエンジンがよいか、また安定した飛行はどうすれば得られるかということを学びます。
ロケットと人工衛星を学び、宇宙開発へつながる力を修得する
ロケットの推進原理と人工衛星のシステムや飛行・姿勢制御について学びます。また、人工衛星やロケットの開発手法についても学び、宇宙開発へつながる能力を養います。ロケットエンジンの燃焼実験や小型ロケットの製作実習、観測機器を製作してロケットに載せて飛ばす実習もあります。
地球と宇宙の環境を学び、自然現象を科学的に理解する力を養う
航空宇宙機を安全に飛ばすため、また地球環境を守る上で重要な地球大気圏と宇宙空間の性質について学びます。実際の人工衛星やロケットによって得られた最新のデータを使って各種観測、解析方法を学ぶとともに宇宙の神秘を探ります。