工学部の教員によるミニ講義動画 公開中

岡村先生からのメッセージ

高校では化学や物理など、それぞれの科目を勉強していると思います。そうした高校での勉強だけではなく、科目の枠を超えていろいろなことに興味や疑問を持ってほしいです。例えば、空はなぜ青いのだろう、シャボン玉はなぜ球体になるのだろうというように、日常にあふれている当たり前だと思っている現象について、疑問を常に持ってみましょう。「なぜ?」と考えるのは、大学に入って研究を進めるうえでとても大切ですし、身の回りのものに疑問を持つことで、普段の生活がより面白いものになるでしょう。

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野間先生からのメッセージ

飛行機のパイロットになるためには、理系・文系両方の力が必要です。ただし、「偏差値○○以上」といった点数のことを言っているのではなく、正確に意思疎通するための語学力、理論立てて物事を考えられる数学的・科学的思考力など、バランスの良い学力が重要なのです。特に本専攻の場合、2年次からアメリカでの飛行訓練を実施するので、英語によるコミュニケーション力は重要です。勉強する時はしっかり勉強して、遊ぶ時には目一杯遊ぶ、メリハリをつけた高校生活を送ってください。

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稲森先生からのメッセージ

理数系科目が好きな女性は、周りから「工学部に行くと女性が少ない」「女性には向いていない」などと言われて、理系に進むことを躊躇する人が多いようです。しかし、今は理系を志望する女性の割合は増えていますし、大学に入れば、理系で活躍している女性のロールモデルもたくさんいます。女性が理系に向いていないということもなく、むしろ女性ならではの視点が研究に生かされる場面も多くあります。男女を問わず、「好き」は何よりも大きな強みになります。恐れずに好きな道に進んでください。

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加藤先生からのメッセージ

進路を選ぶとき、テストの成績で決める人も多いかと思いますが、やりたいことで進路を選べば、きっと道は開けると思います。私自身、成績を理由に文系に行くつもりでしたが、高校3年生で進路を選ぶとき、「やっぱり好きな道を選ぼう」と、理系の学部に決めました。大学に入れば苦手なことをサポートしてくれる人もたくさんいると思います。また頑張って勉強していくうちに、わからなかったことが少しずつわかるようになり、自分のやりたいことに近づいていくプロセスは、とても楽しいものです。

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蟹江先生からのメッセージ

高校生の今、化学は暗記もの、と思っている人は多いでしょう。しかし、大学ではまったく違う学びになります。高校までの知識を土台とした実験や研究によって、今までにない新しい物質をつくりだすことが可能になります。それが医薬品や薬剤になるなど、社会貢献につながることも多い分野です。化学に限らず、苦手な分野があるとしても、苦手なりに今目の前にあること、今できることにしっかり取り組みましょう。スポーツや趣味、部活も同じです。「今」の積み重ねが、将来につながっていきます。

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佐川先生からのメッセージ

普段の生活の中で、いろいろな物事に対して、「これはどうしてこうなるのだろう?」と疑問に思ったり、それらについて調べたりすることを常に心がけてみてください。そうすると自然に、物事の本質はなんなのかを見極めるための見方、学び方を身につけることができます。
また若いうちは、どんなことでもいいので、自分が本当に心から感動できそうなことをいろいろ探して回って、これと思うものに恐れずにチャレンジして、たくさん経験してみてください。

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三橋先生からのメッセージ

高校生の頃から、あなたの身の回りで起こっているいろいろな自然現象に目を向けて、「なんでこんなことが起こるんだろう?」と興味を持って考えてみましょう。
普段、意識することなく生活していると当たり前のように感じているものでも、よく考えてみると私たちの周囲は不思議だらけです。身の回りのさまざまな物事に目を向けながら、それらについて「なぜ? どうして?」と考えることによって、自分は何に興味があって、何が好きなのか、これから先、何をして生きていきたいのか、ということが見えてくるのではないかと思います。

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檮木先生からのメッセージ

高校時代に決めた進路を一生歩み続けることは難しい、と感じる日が来るかもしれません。そんなときは、何を学びたくてその道を選んだのかを自分自身に問い直してみましょう。学びを義務のように考えるのではなく、楽しく勉強をしてほしいです。ときには周囲から「こうしなさい」と言われることもあるかもしれませんが、あなたの興味関心を大切にしてほしいです。
もし医療工学分野に進む場合は高校で習う数学の知識もフル活用するので、可能であれば数学Ⅲまで勉強しておくと役に立つと思います。

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新井先生からのメッセージ

気象は正解のない学問だといわれています。工学的・理学的なものには真値(正しい値)がありますが、気象にはありません。予想はできるけれど、その通りになるとはかぎらないのです。それが気象学の面白さだと思っています。
また、気象は暑い・寒い・風が強い・雨に濡れるなどの変化を、自ら体感することができます。毎日の生活を快適に安全に過ごすために役立つものなので、あなたにもぜひ、気象に興味を持ってもらえたらと思います。

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福田先生からのメッセージ

私は高校生の頃から機械工学・航空工学を志していましたが、実は物理は苦手でした。しかし、これを勉強すれば将来に繋がるとわかった瞬間、急にやる気が出て勉強するようになったのです。
あなたがまだ、将来何をやりたいかが決まっていないならば、目の前のことだけでなく、ぜひ10年先15年先をよく考えてみてください。それが決まると、どの学部に入れば良いか、何を勉強すれば良いかが、おのずと見えてきます。そして、大学名で選ぶのではなく、やりたいことができる大学がどこなのかを調べて入学すれば将来への近道になるはずです。

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大口先生からのメッセージ

私は進学先を選ぶ時、将来就きたい仕事を意識して、電気系の大学に進学しました。東海大学にも、卒業後の進路と目標を意識して入学してくる学生もいて、授業への取り組みや試験の成績も優秀です。
でも、「何がやりたいのかよくわからない」まま大学に入るのも、悪くはないと私は思います。大学時代を「何をやりたいのかを探す時間」にしてもいいのです。電気電子工学の分野は非常に幅広いので、最初のきっかけとして受験して、実際にいろいろ学んでいく中で、自分の道を探せばいいと思います。

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松前先生からのメッセージ

最近の学生を見ていると、失敗することを恐れすぎている人が多いような気がします。私からすれば、「そもそも、失敗なんてものは存在しない」と思っています。「この条件だとうまくいかないことがわかったから、これは失敗ではない、いい結果だ」と、ポジティブにとらえて考えるべきだと思います。
楽しく研究をして、幸せに生きていくためにはどうすればいいかを考えて、ウェル・ビーイング(心身ともに良好な状態にあること)を大切にした生き方をめざしてください。


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