教育研究上の目的及び養成する人材像、3つのポリシー

教育研究上の目的及び養成する人材像

 『若き日に汝の思想を培え、若き日に汝の体軀を養え、若き日に汝の智能 を磨け、若き日に汝の希望を星につなげ』という創立者の精神に基づき、明日の歴史を担う強い使命感と豊かな人間性をもった人材を養成します。さらに、グローバル化し、価値観が多様な現代社会にあっては「常に 未来を見据え自らが取り組むべき課題を探求する力(自ら考える力)」、 「多様な人々の力を結集する力(集い力)」、「困難かつ大きな課題に勇気をもって挑戦する力(挑み力)」、「失敗や挫折を乗り越えて目標を実現していく力(成し遂げ力)」を身につけた自主的・創造的人材の輩出をもって、調和のとれた文明社会を建設することを本学の使命・目的とします。

3つのポリシー

1ディプロマ・ポリシー

本学では、専攻する特定の学問分野における基本的な知識を体系的に理解し、文理融合の幅広い教養を身につけ、学則に定める修了要件を満たすとともに、自らの考えをもち、時代の変化に合わせて積極的に社会を支え、改善していく自主性や創造性を身につけたと認められるものに学位を授与します。
上記の学位授与の方針を、本学の学修を通して身につけるべき社会的実践力「4つの力(12構成要素)」として下表のとおり設定しています。

社会的実践力「4つの力(12構成要素)」
4つの力12構成要素定義キーワード
『自ら考える力』
対象を見据え、その本質を掘り下げ、可能性を広げる力
学習力対象を適切に捉え、本質を理解し、知識を自らのものとする。本質理解
知識習得
思考力対象とその存在基盤にじっくり向き合い、論理的かつ創造的に推論する。論理的思考
創造的考察
探求力対象の現状に問を見いだし、それを解くための方法や手段となる情報の在所を求める。本質追求
情報収集
『集い力』
多様な人々の中で生き、その集団の形成・維持に寄与する力
関係構築力既存の文化・関係性を理解し、適応・維持する。多様性理解
コミュニケーション力他者に働きかけ、意味解釈のやり取りを行い、合意や調停に近づける。受容・共感
自己表現
アイデンティティ獲得他者の価値観を理解し、集団の中で自己や他者の役割を理解し、信頼を構築する。役割理解
連携行動
『挑み力』
困難な問題に主体的に向き合い、解決・達成に向け踏み出す力
問題発見力困難と思える問題・課題を自分のこととして捉え、向き合う。問題発見
問題提起
構想力問題解決に向け目標および行動計画を立て、準備する。企画立案
行動準備
行動力ゴールイメージを明確にし、目標に向かって踏み出す。決断
主体的行動
『成し遂げ力』
目標達成の途中で生じる失敗や挫折を乗り越えて、目標に近づく力
セルフマネジメント困難な状況においても、自己や他者の心身の状態の安定に努める。自己管理、感情制御、ストレスコーピング
継続力目標の実現に向けて、常に現状を分析し、取り組み続けるための条件・環境を整える。工程管理
現状分析
改善・修正力現状の変化に対応して、計画の修正や改善を試みる。修正・調整
自信創出

2カリキュラム・ポリシー

本学が定めるディプロマ・ポリシーに基づき、以下に示す教育課程を編成し、実施します。

教育課程・学修方法・学修成果

【区分Ⅰ】「現代文明論」(全学共通必修)(2単位)
現代文明論は、学生に、現代文明社会における文と理を超えた諸問題の存在に気づかせ、その構造を理解させて、その解決につながるような新しいものの見方を得させるという目標を持つものであり、学生が専門を学んでいくに当たっての思考の枠であったり、思考の羅針盤となるようなものを提供することを目指しています。授業は、「人類の幸福と恒久平和の実現を目指して精神文明と物質文明とが融合した総合文明社会の構築と、人・社会・自然の共生に立脚した人道主義」という理念に触れる機会を提供するべく、毎回、異なる分野を専門とする授業担当者が内容を構成して講義を行います。

【区分Ⅱ】「現代教養科目」(全学共通必修)(12単位)
現代教養科目は、さまざまな学問分野の中に新たな魅力を見いださせ、将来的に仕事の場や生活の場において異分野にいる人間とのコミュニケーションを円滑に取り、協同を深めていけることを目指しています。そこで区分Ⅱでは「何を学び、身につけることができたのか」を説明しやすいように、語学系、異文化研究論系、スポーツ・フィットネス系、文理共通系、情報(AI)系、リメディアル系、社会的実践力系、留学生向け科目を、原則として6科目(あるいは、1単位科目を含む場合は原則として計12単位)ごとに一つの「現代教養副専攻ユニット」として編成し、さらに、学位プログラムの達成をより効果的にする仕組みとして、学科(専攻・課程)が履修を推奨とする現代教養副専攻ユニットを指定することも可能としています。

【区分Ⅲ】「英語科目」(全学共通必修)(4単位)
英語コミュニケーション科目は、英語を聞く力と話す力を伸ばすための「英語コミュニケーションA(春学期)・C(秋学期)」、英語を読む力と書く力を伸ばすための「英語コミュニケーションB(春学期)・D(秋学期)」を初年次に開講し、受信の能力(リスニングやリーディング)と発信の能力(スピーキングやライティング)を同時に学ぶことによって、受信した情報を発信へとつなげる英語力を養い、読んだり聞いたりした内容をもとに話したり書いたりできるようになることを目的とします。

【区分Ⅳ】「主専攻科目(専門科目)」(学部学科設定)(76単位)
学部学科の専門科目です。大学で専門分野を修めるためには、順序立てた学修を行い、しっかりとした土台の上に高度な専門知識を積み上げて行くことが大切です。そのため、高校と大学との橋渡しを行う初年次教育科目から卒業論文・卒業研究までの全ての科目にグレードナンバーを設定するとともに、カリキュラム・マップ及び履修モデルを示すことにより、授業内容のレベルと自分の学修状況とを照らしながら段階的・系統的に学べるようにしています。
また、主専攻科目を選択必修科目を中核として編成することにより、主専攻科目を<まとまりをもって>履修させるとともに、主専攻科目での学びを補強する仕組みとして、他学科科目によって構成される「指定ユニット科目」(1つのユニットは3~4科目で構成)を複数設定して、18単位を上限に(3ユニットを目安)その修得を促し、主専攻科目の修得すべき単位数を満たす科目として設定することもできます。

【区分Ⅴ】「自己学修科目」(全学共通・学部学科設定)(30単位)
他学部・他学科科目の修得単位数、区分Ⅱ(現代教養科目)及び区分Ⅳ(主専攻科目)の修得すべき単位数を超えて修得した単位数を集計する区分となります。

学修成果の評価方法

本学のディプロマ・ポリシーに示されている4つの力(12構成要素)の達成度(学修成果)を、次の方法で把握・評価し、その集計結果は、本学のアセスメント・ポリシーに基づき、FD活動等をとおして教育の質向上のためのPDCAサイクルにつなげています。
(a)PROG(コンピテンシー)
(b)PROGに付随するアンケートと卒業にあたってのアンケート
(c)就職先企業調査、卒業生調査


3アドミッション・ポリシー

東海大学では、「建学の精神」に基づき、専門だけにとらわれることなく幅広い視野をもち、自ら考えることで未来を切り拓く多様な人材の育成を目指しています。
本学では「建学の精神」と教育理念に共鳴する以下の者を国内外から広く受け入れます。

1.大学で学ぶに相応しい学力を有し、明日の歴史を担う強い使命感のある者
2.豊かな心と健やかな体の育成に努めると共に、自分の個性を伸ばす意志のある者
3.時代の変化に合わせて積極的に社会を支え、社会に貢献する志のある者

また、大別された入学試験種別ごとの入学者受け入れ方針(アドミッション・ポリシー)は以下のとおりです。

【総合型選抜】
総合型選抜では、志望する学部・学科・専攻に対する理解と関心をもち、強い目的意識を有する方、個性ある学習歴や経歴を有する方を求めています。そのため、受験生の皆さんが今もっている知識や学力を学科試験だけで評価するのではなく、むしろ、皆さんが大学で教育を受けるのにふさわしい能力を備えているか、また、そのための準備ができているかについて、入学後の皆さんへの期待度とともに総合的に判断して、入学者を選抜します。
入学者選抜では志望する学部・学科・専攻にとって最低限必要となる知識・技能の有無を確認し、また、思考力・判断力・表現力、主体性・協働性についても評価します。

【学校推薦型選抜】
学校推薦型選抜では、高等学校での学校生活全体を通じて真面目に努力し、学習態度、学業成績、課外活動などで成果を上げてきた方を求めています。そのため、学校長等からの推薦を受けて、本学を第一志望とし、志望する学部・学科・専攻に対する理解と関心をもち、強い目的意識を有すると認められるかを総合的に判断して、入学者を選抜します。
入学者選抜では志望する学部・学科・専攻にとって最低限必要となる知識・技能の有無を確認し、また、思考力・判断力・表現力、主体性・協働性についても評価します。

【学力選抜】
一般選抜、全学部統一選抜、大学入学共通テスト利用選抜等の学力選抜では、入学後の学修に必要な特定の教科・科目における高い基礎学力や応用力を身につけている学生を求めています。そのため、志望する学部・学科・専攻に関連する学力について、英語・国語・数学・理科・社会等の多様な基礎的知識・技能を身に付けているかを判断して、入学者を選抜します。


東海大学のアセスメント・ポリシー

東海大学では、ディプロマ、カリキュラム、アドミッションの3つのポリシーに基づき、大学全体レベル、学部・学科レベル、授業科目レベルにおいて、人材・能力育成目標及び学修成果等に関する評価を行います。
評価結果に基づき、教育の質向上に向けた各レベルにおけるPDCAサイクルにつなげていきます。
各ポリシー及び各レベルにおける具体的な評価の方法は、以下のとおりです。各評価方法を単独あるいは組み合わせることにより、適切な評価を行います。

アドミッション・ポリシー
に関する検証評価
カリキュラム・ポリシー
に関する成果評価
ディプロマ・ポリシー
に関する達成評価
大学全体

  • 学力系入試での学力考査及び面接・適性試験

  • 推薦、AO系入試での面接、口述試験、調書、小論文、課題発表等

  • 入学直後のジェネラルスキルテスト


  • 外部英語力テスト

  • GPA

  • 修得単位数

  • 学生支援システム

  • 授業についてのアンケート

  • 退学・除籍率


  • 卒業前のジェネラルスキルテスト

  • 学位授与数

  • 卒業時アンケート

  • キャンパスライフアンケート

  • 就職進路先調査

  • 就職率

学部・学科

  • 学力系入試での学力考査及び面接・適性試験

  • 推薦、AO系入試での面接、口述試験、調書、小論文、課題発表等

  • 入学前事前学習課題

  • 入学前e-learning

  • 入学前事前面接指導


  • 履修指導面接

  • 外部英語力テスト

  • GPA

  • 修得単位数

  • 学生支援システム

  • 授業支援システム

  • 授業についてのアンケート

  • 退学・除籍率


  • 卒業研究等ゼミナール指導成果

  • 卒業研究等成果

  • 卒業率

  • 卒業時アンケート

  • キャンパスライフアンケート

  • 就職進路先調査

  • 就職率

授業科目

  • 外部英語力テスト(入学前プレイスメントテスト)


  • シラバス記載の成績評価基準

  • シラバス記載の到達目標

  • 授業についてのアンケート