「2016年度秋学期 社会福祉現場実習報告会」を実施しました

2016年10月31日

健康科学部社会福祉学科では10月13日と20日に伊勢原キャンパスで、「2016年度秋学期   社会福祉現場実習報告会」を実施しました。社会福祉士の国家資格を取得するためには180時間以上の現場実習が義務付けられており、本学科では援助技術の習得を主な目的として、福祉事務所や児童相談所、社会福祉協議会、特別養護老人ホーム、障害者支援施設、病院などでの現場実習を開講しています。本報告会は、夏期休暇中に実習を行った3年次生が学びを振り返り、学生間で成果を共有するとともに、2年次生に今後の実習への意識を高めてもらおうと開いたものです。70名が2日間にわたってそれぞれの成果を報告し、学生や教員のほか、施設の実習指導者ら約170名が参加しました。

学生たちは、実習内容や自己評価、今後の課題などについて、具体的な体験を交えて発表。病院で医療ソーシャルワークを実習した学生は、「患者さんの支援は、過去から現在に至るまでの生活背景に目を向けた上で考えなければならないと実感しました」と振り返りました。また、児童養護施設で実習した学生は、「子どもとのかかわりの中で、今まで見えなかった自分や見ようとしなかった自分に気づくことができました」と報告。参加者はそれぞれの発表に真剣に耳を傾け、活発な質疑応答や意見交換を行いました。

実習指導者からは、「熱心に実習に取り組んでいる姿を見て、とても頼もしく感じました。その時々に現場で何が起きているかを敏感に察する感受性を養ってほしい」「人としての幅を広げて支援に関する引き出しを増やし、対象者の自立のために何かできるかを広い視野から考えてください」などの言葉をいただきました。聴講した3年次生は、「それぞれに異なるテーマやアプローチで臨んだ実習報告を聞くことで、あらためて自分の課題を見直すことができました」とコメント。2年次生は、「実習に臨むにあたっての心構えや学習のポイントなどを学ぶことができて参考になりました」と感想を話していました。

指導にあたった船水浩行教授は、「現場実習では、各施設での社会福祉士の役割などを実体験することで、学内で学んだソーシャルワークに関する知識や技術だけでなく、価値や倫理までをも結び付け、実践につなげていきます。3年次生は他の学生の発表を聴くことで自分の課題をもう一度整理し、今後に生かしてほしい。また2年次生は、次年度に向けて何を学び取るべきかを考えてほしいと思います」と語っていました。

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