「看護福祉パートナーシップ実践法A」成果報告会を実施しました

2016年07月29日

健康科学部では5月25日と6月22日、7月20日に伊勢原キャンパスで、同学部の選択科目「看護福祉パートナーシップ実践法A」の成果報告会を実施しました。この授業は、対人援助職の基盤となる「利用者主体」「利用者尊重」の考えを基本に、他職種とチームを組んで目的を達成するためのコミュニケーションの方法や連携・協働のあり方を、グループワークを通じて学ぶことを目的としています。2年次生を中心とした受講生約40名が、医療や福祉に関する3つの特別講義を聴講。各講義の内容について理解を深めるため、班ごとに学習テーマを設定し、自己学習や調査、討議を重ねた成果をパワーポイントにまとめて発表しました。

5月の特別講義では看護学科の森屋宏美講師が、乳房切除手術をしたアメリカの女優、アンジェリーナ・ジョリーさんを例に挙げて最先端の遺伝医療について講義し、学生たちは、患者の感情やニーズの理解、具体的な支援方法などについて学習し合いました。6月には、NPO法人神奈川県障害者自立生活支援センター理事長の鈴木治郎氏をお招きし、障害者の日常生活や自立に向けた活動、ケアをする人に望むことなどについての講義を聴講して、障害のある人々へのかかわり方などについての理解を深めました。また、7月には神奈川県保健福祉局保健医療部長の中澤よう子氏が神奈川県の医療福祉政策について講義し、地域医療の現状や課題、対応策について考察しました。各月に実施した報告会では、それぞれの発表について活発な質疑応答や意見交換を行いました。

報告会を終えた学生たちは、「立場の異なる先生方の講義から、医療・福祉分野に関する多くの問題について知ることができました。また、多様な視点から考察された他の班の発表を聞くことで、各講義に関する学びが深まったと思います」「グループワークを通じて、互いに尊重し合いながら自分の考えを述べ合い、意見を集約していくことの大切さを学びました」などと感想を話していました。

指導にあたった看護学科の石原孝子講師は、「社会の高齢化が進み、時代が大きく変化する中、一人ひとりが今後の日本について真剣に考えなければなりません。看護や福祉分野の専門職を目指す皆さんも、プロフェッショナルな意識を持ちながら互いの領域への理解を深めて議論を重ね、常に時代のニーズに合わせて“新しいサービスを創出する”という意識を持ち続けてほしいと思います」と語っていました。

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