「看護福祉パートナーシップ実践法B」成果報告会を実施しました

2016年01月29日

健康科学部では10月28日、11月25月、12月16日と1月20日に、「看護福祉パートナーシップ実践法B」成果報告会を伊勢原キャンパスで実施しました。この授業は、対人援助職の基盤となる「利用者主体」「利用者尊重」の考えを基本に、他職種とチームを組んで目的を達成するためのコミュニケーションの方法や連携・協働のあり方を、グループワークを通じて学ぶものです。看護学科と社会福祉学科の学生51名が7班に別れて「地域の健康増進の取り組み」「生活困窮者」「学校保健」「障害者の就労」をテーマに学習し、4日間にわたって成果を報告しました。

最終報告会となった20日には、「障害者の就労」について発表しました。学生たちは前2回の授業の中で、関連制度や障害者が活躍している職場、雇用に特別の配慮をしている特例子会社、関連団体との連携などの視点から日本の障害者雇用の現状を学習し、就職前と就職後に分けて課題を整理。各自が作成した具体的な事例に対する援助目標をグループで共有し、調査や討論を重ねました。また、知的障害者が働き続けるために必要な支援についても事例をもとに検討し、結果をまとめました。報告会では、「一人ひとりの能力を理解した上で支援やサポートをすることが重要だと気づきました」「障害のある人に日常的に起こる変化に気づく力を養わなければならないと感じました」などと成果を発表し、活発な質疑応答や意見交換を行いました。

指導にあたった社会福祉学科の菅野和恵准教授は、「学生たちは、学科や学年が異なるグループでの学習を通して対人援助職としての共通点や職種間の相違点に気づき、職種や立場を超えて課題を解決していくパートナーシップの重要性を体験できたと思います。医療や福祉の現場では、容易には解決できない課題が数多く存在します。チーム支援の効果が期待される中で自分の果たすべき役割を見極め、そのために何をすべきかを常に考えてほしい」と話しています。

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