健康科学部が初年次教育をテーマとしたFD研修会を開催しました

2015年12月11日

健康科学部では12月1日に伊勢原キャンパスで、初年次教育をテーマとしたFD研究会を開催しました。教育心理学を専門とする法政大学文学部の藤田哲也教授が「初年次教育の展開に向けて~初年次教育における教育目標とそれを達成する方法論~」をテーマに講演とワークショップを行い、本学部の教員ら約30名が参加しました。

藤田教授は、初年次教育の目的を「高校生をすみやかに大学生にすること」と説明。単に専門教育への橋渡しとなる基礎的知識や技能を教授するだけでなく、論理的思考力や問題解決力、コミュニケーションスキルなど、大学生に求められる力を培うための教育であると解説し、「4年間かけてどのような学生を社会に送り出すかを明確にしたうえで、初年次教育のあり方を考える必要がある」と語りました。

また初年次教育の実践例として、ひらがなだけで書かれた文章を「読み手が理解しやすいように」という指示に基づいて書き直し、互いに見せ合って気付いた点を話し合うペアワークを実施。「与えられた課題について何を求められているかを読み解き、自分なりに工夫して解決案を提示することの重要性を学生たちに理解させることが大切です。こうしたワークを繰り返すことで、授業中、積極的に何かに“気付こう”とする姿勢が生まれます」と語り、学生自身の「気付き」と「振り返り」が大切であると強調しました。

本学部の沓澤智子学部長は、「学生に授業への興味を持たせ、主体性を引き出すための具体的な方法論を学ぶことができました。ぜひ今後の授業運営に生かしてほしい」と話しています。

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