健康科学部社会福祉学科の4年次生が「卒業論文中間報告会」を実施しました

2016年06月09日

健康科学部社会福祉学科では6月4日に伊勢原キャンパスで、4年次生による「卒業論文中間報告会」を実施しました。11月の卒業論文提出に向けて各自が研究内容を整理し、進捗状況を確認することを目的として毎年行っているものです。当日は85名が卒業論文の概要をまとめたポスターを展示し、5分ずつプレゼンテーション。4年次生や教員のほか、卒業論文のまとめ方や所属研究室選びの参考とするために3年次生も聴講しました。

堀越由紀子教授の研究室に所属する森田桃果さんは、大切な存在を失った人に寄り添い、援助する「グリーフケア」をテーマに選択。「2014年3月に社会福祉学科のアメリカ研修に参加した際、ミシガン州にあるホスピスでカウンセラーの話を聞いてグリーフケアに興味を持ちました。今後は、引き続き日本におけるグリーフケアについて調べるとともに、若者をターゲットとしたアンケート調査を行う計画です」と話していました。また、同研究室の江﨑友也さんは、「横浜市内の病院での実習を機に、横浜の発展を支えた港湾労働者に関する福祉政策について調査・研究しようと決めました」とテーマの選定理由を説明。「これまでは文献調査が中心でしたが、今後は関係者へのインタビューを実施する予定です。論文にまとめるのが楽しみです」と意欲を見せていました。

聴講した3年次生からは、「卒業論文として取り上げたい分野が決まっているため、関連の発表を集中して聴きました。調査・研究の切り口や方法について学ぶことができました」「幅広い研究課題に刺激を受けました。じっくり考えて、卒論のテーマと所属研究室を決めたい」などの感想が聞かれました。

堀越教授は、「本学科では、従来実施していた卒業論文完成後の口頭試問を廃止したため、学生が自分の卒論について発表する場は本報告会のみとなっています。自身の着想や論文の構想をプレゼンテーションすることは、思考と表現を統合するための大切な機会です」と報告会の趣旨を説明。「受け身的な姿勢を指摘されることの多い現代の学生ですが、実際には非常に面白いテーマを探求しようとしている人が多く、完成が楽しみです」と期待を寄せていました。また、「今年度から3年次生が、興味を持った2テーマについて好評を書くことになりました。来年の自分の姿を思い浮かべながら、所属研究室や論文テーマの選択などに取り組んでほしい」と話していました。

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