防災委員会主催の講演会で荒木朋洋農学部長がキャンパスの危機管理について語りました

2017年03月06日

2月22日に伊勢原キャンパスで、農学部の荒木朋洋学部長が「平成28年熊本地震」における阿蘇キャンパスでの経験を語りました。本キャンパスの3号館防災委員会が災害対策や危機管理について学ぼうと開いたものです。主に3号館で授業を行っている健康科学部をはじめ、同じ敷地内にある医学部や医学部付属病院、東海大学付属本田記念幼稚園などの教職員が参加。テレビ会議システムで医学部付属東京病院、同大磯病院、同八王子病院もつなぎ、約80名が聴講しました。

「熊本地震とキャンパス危機管理」をテーマに講演した荒木学部長は、地震が発生した4月16日から全学生が被災地を離れるまでの4日間の状況を時系列で解説。電話が不通となり、交通が寸断されて孤立する中、学生の安否確認や避難所の確保、備蓄してあった水や食料の配分といった問題にどのように対応したかを説明しました。さらに、建物内の損壊状況をスライドで映しながら、部屋の出入り口を確保するためのキャビネットや機器の設置方法などについても紹介し、「大規模災害では想定外の問題が発生するのがあたりまえ。日ごろから災害に備えて危機意識を持つことが大切です」と強調しました。

また荒木学部長は、伊勢原キャンパスの教職員による、地震発生後の医療面や精神面でのサポートに対して感謝の言葉を述べ、熊本キャンパスで授業を再開した農学部の学生たちが生き生きと学ぶ様子を紹介。「農学部の学習環境をしっかりと整えていきたい」と結びました。

終了後に登壇した健康科学部長の沓澤智子教授は、「貴重な話を聞かせてもらいました。ドア付近にものを置かないなどの対策は、すぐに始められます。防災対策委員会でも組織としての対応を検討していきますが、皆さんも一人ひとりが危機管理意識を持って、できるところから対策を講じてください」と語りました。

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