社会福祉学科の学生らが「地域との距Reデザインプロジェクト」のワークショップに参加しました

2016年04月15日

健康科学部社会福祉学科の学生3名と大学院健康科学研究科保健福祉専攻の大学院生1名が、4月8日に特別養護老人ホーム「ミノワホーム」(神奈川県愛川町)で開催されたワークショップ「地域との距Reデザインプロジェクト~ウチとソトのグラデーション~」に参加しました。地域との日常的な交流を促進しようと同ホームが企画したもので、社会福祉や建築デザインを学ぶ学生と建築や造園の専門家らが協働し、施設の外構(庭)のリデザインを考えるワークショップです。本学科のほか日本工業大学工学部生活環境デザイン学科、上智大学総合人間科学部社会福祉学科の学生や教員、建築家で日本工業大学助教の金野千恵氏、ランドスケープや造園を手がけるTOKUZOU代表の徳光充子氏、同ホームを運営する社会福祉法人愛川舜寿会常務理事の馬場拓也氏とスタッフら約20名が参加しました。

はじめに馬場氏が、「夏祭りなどの特別な日だけでなく、日常の中で自然に地域の人々と交流したい。建物を囲む外構をリノベーションすることで地域との距離を縮めるのが目的です」と主旨を説明。参加者は、日本工業大学の学生があらかじめ制作した模型で施設の全体像をイメージしながらグループごとに外構を巡り、広さや形状、塀の状況などを確認しました。後半は具体的なリデザイン案をグループで討議し、結果をデイサービスの利用者らにプレゼンテーション。「散歩道を造る」「小川を造って鳥が集まる環境を」「子どもが喜ぶように池と橋を造る」「夏はパラソルを設置」などさまざまなアイデアについて説明し、利用者から安全面への配慮などについてアドバイスを受けました。

参加した学生は、「社会福祉施設の建物の外に注目したのは初めて。建築やデザインを学ぶ学生とディスカッションしながら外の空間を考えることで、施設と地域との連携について新しい視点から学ぶことができました」と振り返っていました。

指導にあたった社会福祉学科の妻鹿ふみ子教授は、「学生たちはさまざまな分野の人と意見交換する中で、"空間のリデザインが地域との距離を縮める"ことを実感できたと思います。また、社会に出て福祉の専門職として働くことの意味や意義をあらためて考える機会にもなったと感じています」と話していました。なお同ホームでは、ワークショップで出された意見を参考に建築家と造園家が外構を設計・施工し、完成後には同じメンバーが集まって、施設と地域の交流についてさらに考えを深める予定です。

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